季節の写真館 Vol,159
2013年3月21日

3月も下旬に入り、春の陽光燦々と・そして間もなく桜の季節に!

 季節は3月下旬を迎えました。
 本日(3月21日)は丹波市内の各小学校で卒業式があり、鴨庄小学校も18名が巣立っていきました。
 「元気」「根気」「やる気」の三つの気を育てるこがこの小学校の目標です。
 式では、一人一人が将来の夢を語っていました。
 その夢の中で一番多かったのは「プロ野球の選手」、「美容師」・・・などで、中には、「酪農をしたい」という夢もありました。

 もう一つの写真をご覧下さい。式の会場の体育館に掲げられている風景画です。
 60年前の鴨庄小学校の遠景が描かれています。
 「わら屋根の民家」「昔の校舎」など60年の歳月の中で大きく変わっていますが、今も、この画からはほのぼのとした明るさ、素朴な農村の情景が伝わってきて、いつまでも心に残る原風景です。

 小学校を卒業し、やがて学校を卒業して、社会に出て行っても自分たちの育った地域を忘れずに、また夢を持って進んでほしいと強く願いました。


 春の陽気に誘われて、地元の鴨庄小学校の児童が先生とともに、「鴨庄(かものしょう)っ子の森」へやってきました。
 「ようこそ!僕たち私たちの森へ」の案内看板をみんなで作り、立てましたが、その森の様子を見に来たのです。

 最近の森の様子は、ウグイスの声が聴かれます。
 森の中に子供たちの元気いっぱいの声が響きます。

 「この坂滑ってみようか」とか「この木なんて言うのかな」とかワイワイガヤガヤです。 


 林の中も春の陽光が燦々(さんさん)とふりそそぎ、傍を流れる春の小川が流れます。

 この木立を利用して、ここに簡易な「ツリーハウス」をと考えています。
 林内は、癒しや創造のスペースです。

 ときに、人は、「森に帰ろう!」「自然に帰ろう!」。
 日本全体でも、森林セラピー(森に癒される)への取り組みが広がってきているようです。


 こんな日差しが眩い時期には、森にも輝きがあります。
 この冬に植菌したシイタケの原木を森に並べました。
 自然に生えるシイタケには森の環境がいいのです。

 もう一つ森に植えた植物があります。
 今、鴨庄地域で新たな作物づくりにサンショに取り組んでいますが、この森にも植えました。
 サンショは実や葉を佃煮にすると美味しくいただけます。
 秋にはクリの植樹を予定しています。


 この時期の「季節の箱庭農園」をご覧下さい。

 つい最近まで農閑期で、圃場には何もなかったのですが、春のこの時期の圃場には明るさがあり、いろいろな作物が植えられ、春に向かって育っていました。


 この日(3月21日)、ジャガイモを植える光景がありました。

 ジャガイモは今頃植えて6月下旬には収穫できます。


 玉ねぎも昨年11月に植えて、この冬を越え、まだ幼苗ですが、これからはどんどん大きく、たくましく成長します。

 収穫は5月下旬〜6月上旬です。


 これから野にはいろいろな山菜の時期を迎えます。
 ヤマブキ、タケノコ、ワラビなどです。

 そして今、野にいっぱい生えているのがヨモギです。

 ヨモギは漢方に重宝されるほか、草餅、ヨモギ汁が体によいようです。

 間もなく桜の季節を迎えます。
 春の丹波にお出かけ下さい。

丹波市市島町鴨庄 より
(2013.3.21)


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