季節の写真館 Vol,175 2015年2月

 2015.2.1

 今日から2月で、元旦の丹波小富士山登頂から一か月が経ちました。

 一か月ぶりに、小富士山から見る景色は雪景色です。

 今が一年で最も寒い時期ですが、暦の上では、2月3日は節分、4日は立春と、寒くても早春になります☆

 今朝は、酒蔵小鼓(市島:西山酒造)の「今朝(けさ)搾り」の年1回の販売日で、早朝から小雪の舞う中で、搾りたての地酒を求める長い列ができていました。

 今朝搾りファンは、遠方からも来られ、一年間待ちに待たれた美酒です☆

2015.2.2

 節分(2月3日)の時期に咲き出すセツブンソウ(節分草)で、毎年、市内青垣の群生地にこの花を観に行きます☆
 
 冬と春の季節の分かれ目の節分の時期に咲き、「春告草」とも呼ばれます。
 
 実際に咲いている花弁の様子は、写真よりずっと小さく、可憐な花ですが、この花を観賞するためだけに人が訪れ、8日には江古花園で「節分草まつり」が予定されています。

 人はなぜ、この可憐な花に魅せられるのでしょうか?
 それは、寒さの中で、春を告げるように最も早く咲くこの花の可憐さと、人々の春を待ちわびる気持ち、そして、その春に希望を感じているからだと思います。

 長い冬を耐えて春を待つ気持ちの表現や、つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るという例えの「冬来(きた)りなば春遠からじ」という詩が重なります☆

2015.2.10

 既にFB等で紹介しましたが、神戸からふるさと鴨庄にUターンして開店準備が進められていたパン工房「ら・ぱん工房 来古里(きこり)の改修がほぼ終わり、3月2日にオープンし、3月29日にはオープン記念イベントも予定されています☆

 この工房は、障害者の雇用の場であり、また、ここを拠点に様々な交流の場にしたいというオーナーの高見忠寿さん(写真)のこれからの活躍に大きな期待が寄せられています☆

 3月末までには、奥丹波の森の整備もかなり進み、森の環境でいただく「ら・ぱん工房」のパンもおススメだと思っています(*^_^*)

2015.2.12

 ブルーベリーと野菜の専業農家として頑張っておられる古谷洋瓶(ふるたに ようへい)・暁子さんの新居と農産加工の建物が建築中です☆

 12年前に京都から鴨庄(かものしょう)にIターンし、手掛けられたブルーベリー園も、今では市内で一番大きな規模になり、毎年7月には、見事な量のブルーベリーが成熟し、もぎ取りもできます。

 一般的に厳しいと言われる農業での頑張り、そして、このたびの家の建築とその頑張りに頭が下がる思いです☆

 ちなみに、「石場建て」という昔からの工法にこだわりを持って、建物を建てられている大工の棟梁は、奥丹波の森のツリーハウスや森の小屋を建ててくれたムラに移住の高橋憲人さんで、いろいろなI・Uターンの人たちが丹波、そして鴨庄で頑張ってくれています☆

2015.2.13

 赤レンガハウスを遠景にした農園のぶどう園に、紅白の板を繋ぎ、垣根を設けてみました。

 2月中に、この垣根に添ってベニカナメの木を植える予定で、今日は何本か試し植えをしました。

 2〜3年後には生育したカナメの燃えるような紅色の垣根の農園になることを期待しています☆

 前にも、レンガ色の彩色でふれましたが、「農業色」は、くすんだ色でなく、明るい色がいいと言う思いです♪


2015.2.26

 季節は2月から3月への変わり目を迎え、晴れた日の森は、キラキラとした木漏れ日で満ち溢れ,,森の中に明るさがあります。

 また、垣根を設けてみましたが、森の様子はガラリと変わります。本来の森のもつ良さがアピールできる奥丹波の森づくりをすすめようという思いです☆

 本来、森林は、広葉樹の里山林として人が自由に出入りする生活の領域でした。

 それが、ここ50年ぐらいの間にスギ・ヒノキに代表される植林で山が覆われ、やがて、経済的に立ちいかなくなった森林は、放置され、荒廃し、人を森から遠ざけ、今日の災害や獣害の元凶となっていますが、人災です。

 里山や森がもっと見直される必要があります。


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