季節の写真館 Vol,173
2014年12月31日

2014年の師走を迎えて・・・


 ムラの圃場で植えられたばかりのタマネギの様子です。(写真:左)
 こんなに稚い苗が、これから訪れる冬の気候に耐え、鍛えられ、半年後の6月には、圃場から玉がはみ出さんばかりに、逞(たくま)しく大きく育っています。タマネギの生育を通じて大きなパワーを感じます。

 つい何日か前にムラで播種された小麦・大麦の圃場ですが、こちらも少し発芽し出しました。(写真:右)
 麦も冬の気候に鍛えられて成長し、6月には黄金色(こがねいろ)に色づき収穫を迎えます。
 この麦は、播種されて、生育し、やがて、収穫され、製粉、加工、販売まで手掛けられますが、この一連の過程に注目しています。
 うまくいけば、地域にさらに広がればという思いです。
 国内麦は、これからもっともっと貴重で大切な食糧になってきます。 



 8月の真夏に発生した丹波豪雨災害被災地のボランティア活動は、およそ4か月過ぎた現在も続けられており、初雪の舞う中で、丹波農援隊の活動に立命館大学の学生が参加して木材の搬出作業が行われました。
 
 地元の公民館をお借りしての昼食は、学生サークルのような雰囲気を感じましたが、やはり、若い学生が参加してくれて、人手があると活気もあり、活動もはかどります。

 今日の作業に出て、搬出木材を少しいただきました。廃棄物として処理されるだけではもったいないし、私が整備をすすめている奥丹波の森で、野外の椅子として有効に使わせていただきます。


 この時期の丹波特産の農産物が勢揃いしました☆

 丹波大納言小豆、丹波黒大豆、丹波コシヒカリ、丹波クリ、丹波の里イモに椎茸です。

 どれも全国に向けて丹波が誇れる特産品です☆



 これから進めていく奥丹波の里山構想の中で、新年早々の丹波小富士山の元旦登頂計画を地元の自治会(春日町小多利)にお話ししたところ、早速、山道の整備に協力いただく話がまとまり、自治会の役員さんのお世話で登頂ルートの整備をしていただきました。

 小富士山は丹波の春日と市島の地域境にあるこんもりした山です。
 20分ぐらいで登れる山で、里山風景が広がる景色は絶景で大いにアピールしたい山です。

 皆さんに元旦登頂のお誘いします
◇ 集合:麓の桃源寺(春日町小多利)6時半までに集合。
◇ 初日の出、近くの黒井城山との狼煙による新年祝賀、力餅の雑煮など予定しています。


 小富士山の登頂口になる桃源寺です。
 入り口に「一隅を照らす」の石碑が立っています。
 この言葉、天台宗の開祖、最澄(さいちょう)の書の言葉で、こんなよい意味の言葉です。

 「あなたが、あなたの置かれている場所や立場で、ベストを尽くして照らして下さい。あなたが光れば、あなたのお隣も光ります。町や社会が光ります。
 小さな光が集まって、日本を、世界を、やがて地球を照らします。
 一隅を照らして下さい。

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丹波市市島町鴨庄 より
(2014.12.31)


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