季節の写真館 Vol,78
2004年4月2日

桜花爛漫、春4月スタート!

 花といえばやっぱり桜ですね。

 そして、春のスタートには桜が似合います。

 農園の桜も桜花爛漫で、明るく、華やかな春4月がスタートしました。

 やはり桜は人の心を駆り立てます。
 「このあたりに桜を植えればきれいやろなあ」というみんなの思いが一つにまとまり、ムラの人たちの共同作業で川土手などに新たな桜の木が植えられました。

 早朝からの出役は普段ならしんどい作業ですが、この日は花が気持ちを和ませてくれます。
 ムラの入り口辺りに植えられた桜が数年後には大勢の人の目を楽しませてくれることだと思います。

 春の陽気は気持ちを外へ、外へと向けてくれます。鴨庄には、スポーツを通じてお互いのコミュニケーションや親睦をはかることを目的とした「鴨庄スポーツ21」というクラブがあります。 愛称は「かもかもクラブ」です。

 設立されて2周年を迎え、この日会員が鴨庄を出発して、町の真ん中にある三ッ塚史跡公園まで歩き、そこでレクレーション競技でふれあいや親睦がはかられました。

 ♪♪歩こ〜、歩こ〜。私は元気。歩くの大好き。どんどん行こう・・・・・・・♪。

 年配の方の多いスポーツクラブですが、こんな歌詞の似合うみんなの足取りでした。

 農園を会場に親子のふれあいをはかる行事がありました。
 ムラには「天神講(てんじんこう)」という行事が昔から続いているのです。
 全国には各地に「天神さん」という神社があります。
 東京の「湯島天神」、九州の「大宰府天神」などが有名ですが、もともと学問の神様として祭られています。
 「天神講」という名のいわれはこのあたりから来ているのだと思います。

 農園でのこの日の行事は、ごく近所の親が子供のために食事を作り、子供たちと一緒に食事をしたり、喋ったり、ゲームをしたりといったものですが、子供たちの健やかな成長、賢い子に育つことを願うこの日の農園でのひとときでした。

 春になり、どこも外の仕事が忙しくなってきました。
 農園の近くの圃場で年配のご夫婦の姿がありました。
 毎年、ネギを植えたり、黒大豆を植えたりされていますが、今年は早期出荷の黒大豆の畑になるようです。

 天気のよい日は家の中より、適度な農作業で汗を流す方が健康にいいのです。
 快く、仲睦ましい農作業の様子を撮らせていただきました。

 この時期の山菜、野草を農園に求めてみました。

 土筆(つくし)があちらこちらの野いっぱいに顔を出しています。

 文字通り筆に似ていますね。

 やがて、この土筆もスギナに変わります。

 最も人気のある山菜のひとつがヤマブキです。
 早春に顔を出していたフキノトウからヤマブキに変わり、これから5月にかけて山菜の主役です。

 ヤマブキは、佃煮としていただくのが美味しいのです。美食に慣れた口には贅沢な一品です。

 タンポポや菜の花も可憐に咲いています。 

 あいにくの雨の中で丹波いちじまふぁーむの圃場を山名酒造の蔵主・山名さんと大阪の消費者団体の関係者が見つめます。
 この圃場で5月の田植えや8月の稲刈り、また、お酒の仕込み、搾り上がりなどを通した都市の方々との交流を予定しています。

 募集人数を大きく超えた応募者があったようで、来ていただける方との有意義な交流ができればと思っています。

 このHPの読者の皆様もぜひ、有機農業の町・市島町へ、そして農園にお越し下さい。

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2004.4.2 撮影)


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