季節の写真館 Vol,44
2002年4月14日

色彩豊かな春の農園。農作業もスタートしました。

 

 

 桜の季節から今は新緑の季節です。
 農園やその周辺も実に色彩豊かな時期を迎えました。
 農園の垣根の紅カナメがひときわ鮮やかに目を引きつけます。
 田んぼのレンゲ、菜の花もこの時期の季節感を引きたててくれます。

 

 

  この日、農園には年配の方が大勢集まりました。
 ムラでは「ふれあいサロン」というボランティアによる高齢者のお食事会が定期的に持たれており、今日は、丹波いちじまふぁーむの農園の自然いっぱいの中で、食事会をしようということになったのです。

 春の農園には季節の開放感があります。

 農園に大正琴の音色が響き渡ります。
 大正琴の調べに合せて、お年寄の方も口ずさまれます。

 ♪♪さくら、さくら・・・、♪♪人生の並木道、♪♪瀬戸の花嫁などなど。

 みんなと話ができて、食事をして、琴の音色に聞き入り、とても楽しそうでした。

 この日の夜、参加された一人暮らしの年配の方から電話をいただきました。「今日は本当に楽しかったです。大勢の方と話ができ、また、しきりに鳴くウグイスの声に聞き入り、周りの自然を堪能しました。本当に心からくつろげました。ありがとうございました。」と。

 

 

 

 農園は本来は農業の生産の場ですが、いろいろな語らいの場になればと思っています。
 この夜は、鴨庄地区の福祉関係の方の集まりでしたが、来ていただいた人それぞれが季節の素材を肴に話に花が咲き、「こんな『農』もいいな」と思っていただければ嬉しいです。

 農園のメニューのひとつは、椎茸の天婦羅や炭火焼です。
 このメニューが人気です。

 

 この時期、畑や木々の新芽が芽吹いています。
 3月にジャガイモイベントでジャガイモを植えて1ヶ月経ちました。
 つい数日前から、ジャガイモの芽が出ました。 

 農園のぶどうも芽を吹きました。さらに、農園のクリもご覧のように一斉に芽吹きました。

 ジャガイモは7月に収穫、ぶどうは8月に収穫、クリは9月に収穫します。(ご案内します) 

 農作業はしんどさもありますが、収穫や味わいを考えると楽しみもあります。さあ、田植えの準備も始まり、農園の農作業が今始まりました。

丹波市市島町 丹波いちじまふぁーむ にて
(2002.4.14 撮影)


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