季節の写真館 Vol,33
2001年11月 6日

ようこそ「鴨庄っ子の森」へ
ウィーンの森から訪問がありました

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 11月に入り、朝夕めっきり冷え込んできました。

 野山の紅葉が始まり、日一日と秋から初冬への季節の移り変わりを感じます。

 柿の葉もすっかり色づき、はらはらと一枚、また、一枚と舞い落ちる様がこの時期の風情です。

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 今日は、鴨庄っ子の四年生24人がすっかり色づいた「鴨庄っ子の森」に入りました。
 ちょうど1年前の今日、みんなで巣箱掛けしましたが、その後の巣箱の観察と掃除をしに来たのです。
 1年前に巣箱を掛けた時は、何も入れなかったのに、今日見てみると、いっぱいワラが入っていました。
 小鳥たちがせっせと運んできたのです。
 卵の入った巣箱もありました。

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 作業も終わり、農園で無邪気で、元気に遊ぶ姿が子供本来の姿のようです。

 小泉さんのカカシに合わせて、子供たちも校長先生もハイ・ポーズ。

 先生も気難しい顔より、童心の顔が似合っていますヨ。

 今日、撲たちがこの森に来たのは、遠くオーストリアのウィーンからのお客さんと交流するためです。

 丹波の各市町で丹波・国際井戸端会議が持たれ、市島町はこの農園の「鴨庄っ子の森」に来ていただいたのです。

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 「鴨庄っ子の森」の様子や森への関わりについていろいろとお話しました。

 春には木々が芽吹き、秋にはこのように美しく紅葉する里山の大切さも理解されたようです。

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 このたびの訪問では、椎茸の栽培現場を見ることも一つの目的でした。
 原木産の椎茸が自然食品としてこの上もなく優れた産物であることも十分理解していただきました。

 ウィーンの森とは多少趣きの違う丹波の森。
 でも、森を思う心はつながります。

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 みんなで記念写真。

 僕たち、私たちにとってまた一つ森の大きな思い出が出来ました。

 いつまでも、いつまでも忘れない思い出が!

 ムラの大銀杏も色づき出しました。

 やがて、銀杏の葉が木枯しに舞う頃、奥丹波は初冬を迎えます。

鍋が、地酒「奥丹波」が恋しい季節でもあります。

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丹波市市島町鴨庄地区 丹波いちじまふぁーむ にて
(2001.11.6撮影)


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