季節の写真館 Vol,131
2009年11月27日

季節は晩秋から初冬へ!

 ムラの大木の銀杏も色づき、木枯らしの中で葉が舞い落ちる晩秋から初冬の季節を迎えました。


 今年最後の農業祭が開かれ、実りを楽しみ、また、過ぎ行く季節を惜しむように大勢の人出がありました。


 出品された農産物をご覧下さい。

 丹波の小豆は、「丹波大納言小豆」 の称号があるように、大粒なのが特長なのです。

 今農家は、収穫した小豆を庭先や乾燥機で乾かし、選別する作業を行っています。

 丹波の小豆は、和菓子に使われたり、これから年末にかけてあん餅に使われたりします。


 大根、カブもこれから寒い季節の鍋物には欠かせない野菜です。


 今年8月から丹波市市島町の鴨庄(かものしょう)地区と尼崎の西武庫自治会との交流が始まりました。

 月に一度、鴨庄の生産者が主に自家用に作られた安全・安心の野菜を尼崎の消費者に届ける「トライネット」事業が始まりました。
 この縁で、今度は尼崎の方が「丹波の鴨庄を訪れてみたい」ということになり、この日の交流会になったのです。

 「ようこそ鴨庄の里へ」と保育園児の太鼓で皆さんを出迎えました。
 また、食事は、前日から地元ボランティアグループの人たちが、地元の野菜を使った調理の準備を行い、昼食を通じて交流の輪が広がりました。

 参加者と地元の生産者の間で、日ごろの野菜作りについても話が弾みました。


 丹波・市島町と言えば、地酒の酒処として有名で、町内には4つの造り酒蔵があります。

 その一つの山名酒造の酒蔵見学もこの交流会の見学先でした。

 また、地元の生産者も自らの農産物を並べて参加者に販売を通じてPRしました。


 いつものようにこの時期の「箱庭農園」をご覧下さい。


 大根、白菜が畑の主流です。

 大根は、気候がまだ暖かいので大きく生育し、白菜はこれからの寒さの中で、葉を巻いていきます。


 レタス、ネギもこの時期の野菜です。


 農家の庭先には小豆とともに、黒大豆を乾かす風景が見られます。

 丹波黒大豆は、10月10日頃から2週間ぐらいは枝豆として出荷され、11月を入ると畑の黒大豆は日に日に黒くなっていき、収穫された豆は乾かし、お正月の黒豆として出荷されていくのです。


 奥丹波が晩秋から初冬を迎える季節は、酒造りの季節でもあります。

 今年収穫した新米が樽に仕込まれ、醸造されます。

 酒蔵の玄関にかかる「杉玉」は、お酒の神様が奉ってある奈良の大神(おおみや)神社から取り寄せた杉の葉から作られたもので、よい酒を造る祈願が込められています。


 年末には、恒例の純米吟醸酒「奥丹波」が絞られます。

 年末の時期に、「今年を振り返り、ときに感謝し、また、反省し、あわせて新年がよき年であるように」との願いを込めたお神酒の酒です。

 暮れに酒蔵(丹波市島:山名酒造)直送となりますが、ご希望の方はご連絡下さい。

 1本3700円(税込)。 送料は700円(4本まで)で、全国均一です。

 丹波いちじまふぁーむ 荻野拓司(おぎの ひろし)
 〒669-4312 兵庫県 丹波市 市島町 北奥160
 TEL:0795−85−0448 FAX:0795−85−0876
 info@okutanba.jp 

丹波市市島町鴨庄 より
(2009.11.27)


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