季節の写真館 Vol,127
2009年6月21日

梅雨の季節には、雨に似合う花が!
いろいろな作物が大きく育つ季節です

 6月も下旬に入りました。
 本格的な梅雨の季節を迎えた奥丹波の今日この頃です。

 過日、丹波市市島地域の三ッ塚史跡公園で花しょうぶまつりが開催され、今年も紫と白の2万本の花が咲き誇りました。
 花しょうぶはアヤメ科の植物で、雨の時期のこの色彩が似合います。

 花言葉は「忍従」と言うことですが、夏の晴天を前にした梅雨を忍ぶ雰囲気を持った花です。


 アジサイもこの時期の花で、5月〜7月頃、青、紫、ピンクなどの花(装飾花)を密につけ、手毬状です。
 初夏あるいは梅雨時期の風物詩として広く親しまれ、鑑賞用に庭園や公園に植栽されてきました。

 また、咲き始めの頃は白っぽく、次第に色が変ってくることから「七変化」とも呼ばれ、園芸種も多くあります。

 ここの近くにアジサイで有名な「アジサイ寺」があります。


 梅雨の合間の賑わいの風景がありました。

 値段も出品物も「フリー」のマーケットに多くの人が集まっていました。


 今、ムラの人たちが週末になると共同で圃場で作業を行っています。
 毎年、8月にこの地区では「案山子(かかし)まつり」を開催しますが、このイベントを盛り上げようと、今年もスイートコーン、黒豆を栽培し、もぎ取り園の開設や、販売、また、今年は焼きトウモロコシも計画しています。

 5月下旬から作業が始まりました。


 草の旺盛な時期で、昨年は草対策が大変でしたので、今年は、黒マルチをかけました。
 今のスイートコーン、黒大豆の生育の様子ですが、播種から1ヶ月近くがたち、日々生育していきます。

 また、どちらの作物も広く販売いたしますので、ご希望される方はぜひお申し込みして下さい。
 7月下旬から8月にかけての適期にお届けいたします。
 (値段はトウモロコシ1本、黒豆(枝付き)1束につき100〜150円ぐらいです。 送料は別途必要です。)

 お申し込みは、このHPまで。


 丹波いちじまふぁーむの農園にも可愛い訪問がありました。
 「鴨庄っ子の森」へ小学生が先生に引率されやってきたのです。
 森では多くの発見があると思います。 

 今、森林が荒廃していろいろな問題が起こっていますが、自然に山に親しむ環境づくりが求められ、里山整備の取り組みも各地で始まっています。

 「鴨庄っ子も森」も山に親しむ場であればという願いです。


 農園のぶどうの生育の様子ですが、大きくなってきました。

 有機にこだわった栽培をしており、大変な手間がかかっていますが、日々の成長が楽しみです。

 収穫は、8月10日頃からです。販売は1kg単位です。


 水田に目を向けると、5月の連休頃に植えた苗も随分と大きく成長してきました。

 これから、水田の水を抜き、田を乾かしていきます。

 そうすると、稲の根は水を求めて、地中に深く根を張っていき、さらに逞しく生育していきます。


 クリがこの時期花を咲かせています。

 花と言ってもご覧のように白く、華やかなものではありませんが、実のなる植物は、どれも花より果実です。

 この時期のクリの花の独特の匂いがこの時期の季節感を漂わせます。


 ジャガイモも収穫の時期を迎えました。

 この土中には、いろいろな形のイモがゴロゴロと埋まっているのです。


 シソの葉です。

 シソは梅干でお馴染みの健康的な作物です。


 ナスとキュウリも夏の代表的な野菜で、キュウリの収穫は始まりました。

 ナスは7月に入り収穫します。

 この時期は、これらの作物以外にも実に多様な作物が育ち、今収穫を迎える作物、夏に収穫できるもの、また、秋に収穫できる作物を育てています。

 この時期のうっとうしい梅雨も、こうした作物を育んでいるのです。 


丹波市市島町鴨庄 より
(2009.6.21)


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