<待ちに、待った椎茸のホダ木づくりだ>
2000.2.22 鴨庄っ子の森にて
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子供たちが待ちに待った椎茸のホダ木づくり(椎茸菌の植菌作業)の日がやっと来ました。 今年は、2月に入り雪日が多く、これまで2回も日が延びてしまいました。 今日も 昨日からの雪がありましたが、「少々の雨や雪でも次はやるで。」という担任の女性の先生と生徒の強い思いで、小学校から「鴨庄っ子の森」まで雪道を徒歩で駆けてきました。 近所の農家の方が予め切り倒しておいてくれた広葉樹の木を1本1本自分たちで 運び出しました。「えー、こんな重たい木を運ぶの・・・」、「先生が言うてやからしょうがない。」 という最初の声も、作業が始まるとみんなすすんでやれました。 ドリルを使うのも始めて。最初はおっかなかった手つきも慣れて来ました。みんなで一生懸命取り組み、2時間で40本の椎茸の植菌が出来ました。 山で育て、今年の11月下旬には、大きな椎茸が収穫できるのが楽しみです。鴨庄っ子 は、み〜んな椎茸大好きです。 この子供の森では、近々子供たちの創意工夫による何種類かの森も看板が出来上が ります。 |
当日は、丹波いちじまふぁーむのHPを見て、神戸の「エムアールエスブレイン」という会社の1人の若い女性スタッフがこの作業に参加したいということで早朝から来ていただきました。 子供たちの教育や農業、環境問題、地域づくりなどに取り組む様々な団体と関わり、協力
したいという主旨での参加でした。 |
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参加した子供から、原木(げんぼく)椎茸と、ハウスで栽培する椎茸(菌床きんしょう椎茸)
との違いの質問がありました。 原木椎茸は、広葉樹の木に植菌し、木の養分だけで育つ椎茸です。肥料も農薬も全く使わず、木は考えて見ると、山の大地の養分だけで育つのですから、椎茸の養分は、大地の養分でもあります。 菌床椎茸は、近年この原木椎茸がコストと労力がかかり、栽培が減り、その代替として 普及が広がったのが菌床椎茸です。オガくずやフスマなどを食パンのような形に固めてプレ スし、殺菌処理し、人工の栄養を加えたものに菌を植え、発生させる椎茸です。 見た目は変わりませんが、味、栄養、歯応えなど原木産がおススメです。 |
こどもの森づくりをすすめています。
2000.12.2 「鴨庄っ子の森」で、一日中勉強しました。
2000.11.6 「鴨庄っ子の森」で、巣箱掛けをしました。
2000.8.20 「鴨庄っ子の子供会行事」 アマゴ取りをしました
2000.3.18 卒業記念に「鴨庄っ子の森」の看板立てました
2000.2.22 待ちに、待った椎茸のホダ木づくり ■■■今見ているページです■■■