季節の写真館 Vol,95
2005年11月25日

静かな静かな里の秋。 季節は晩秋から初冬へ。

 晩秋の季節を迎え、色づいた木葉も今を盛りに風に舞い、日一日と初冬へ向かう今日この頃です。

 ムラのシンボルの大銀杏も黄色に色づきました。
 この時期、陽光が射し、黄金色に輝きを増した銀杏が見頃です。

 やがて、数日のうちには落葉が始まり、初冬を迎えます。


 丹波はこの頃になると霧がよく発生します。

 霧、そして霧の上に山々が顔を出す雲海は丹波の風物詩。

 霧のベールの静寂さのなかにムラは包まれます。


 10月、11月は農業祭、収穫祭の季節で、11月23日頃までこういった催しがあちらこちらで開かれていました。

 春や夏に植えた農産物が、豊かに実る秋は一年でいちばん豊かな季節です。
 いろいろな文化祭も気持ちを豊かにしてくれます。秋のお祭りも見納めです。


 晩秋の一日、豊かに実ったいくつかの農産物に思わずう〜んと唸りました。
 皆さんにもぜひご覧いただきたくてカメラに収めました。

 まずはサトイモです。
 株も立派なら、親の株元についている子イモの多さにビックリしました。
 まさに、子たくさんの縁起の象徴のようでした。


 丹波ネギですが、今の時期、畑にあってこれから寒さに合うと一段と色つやを増し、甘さが出てきます。

 これから本格的な出荷を迎えますが、お鍋のシーズンには欠かせません。


 この時期、圃場は色彩に乏しいのですが、ニンジンの色の鮮やかさと太さは際立っていました。
 ゴボウも鍋物に欠かせません。


 カブや大根も本来、太く、大きなものですが、このサイズは際立っていました。
 煮物、漬物などに重宝されます。


 ハクサイはこれからの寒さの中で、巻いて玉になってきます。


 カボチャは一見しておもちゃのようでしたが本物です。

 楽しさもあるジャンボカボチャでした。


 今の時期、農園や周囲の圃場では、刈り取り後の田を耕す作業をよく目にします。
 春に田植えをして、秋に刈り取り、また耕して元の圃場に戻すのです。
 丹波ネギの出荷もこれからピークを迎えます。


 農家の庭先では、柿の皮をむいた「つるし柿」がかかります。
 寒風と陽射で甘さを増していきます。
 丹波黒大豆もこの時期、庭先に干して乾燥させます。
 庭先で乾燥させていくうちに、文字どおり真っ黒の黒豆になっていき、お正月のお節料理に使われるのです。


 これから寒さが増し、お酒が恋しい季節になります。
 年末には今年を振り返り、新春をお祝いするお酒として今年も市島町鴨庄地区では有志100人でコシヒカリのお酒「百人一酒」に取り組んでいます。

 農園の酒米・山田錦で今年も純米吟醸酒「奥丹波」が年末に搾り上がります。

 どちらも、地元の鴨庄酒造、山名酒造の扱いで、蔵元直送です。
 「百人一酒」は1升瓶2,600円、「奥丹波」は3,500円です。
 年末・年始のお祝い酒に奥丹波のお酒はいかがですか。
 ※数量:期間限定販売のお酒ですので売り切れの場合はご容赦下さい。

 生産者としても、一生懸命作ったお米から全国に出ていくお酒になることが嬉しいのです。

コシヒカリのお酒「百人一酒」
1升瓶2,600円(送料別)

■ご注文・お問合せ先■
 鴨庄(かものしょう)酒造株式会社
  兵庫県丹波市市島町上牧661-1
  TEL 0795-85-0488
  FAX 0795-85-0488

 

山田錦:純米吟醸酒「奥丹波」
1升瓶2,600円(送料別)

■ご注文・お問合せ先■
 山名(やまな)酒造株式会社
  兵庫県丹波市市島町上田211
  TEL 0795-85-0015
  FAX 0795-85-0291

 http://www.okutamba.co.jp

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2005.11.25)


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