季節の写真館 Vol,94
2005年10月21日

秋本番の季節です。
祭りが、松茸が、丹波黒大豆が、柿が・・・秋を彩ります。

 秋本番の奥丹波の今日この頃です。
 朝夕ぐ〜んと気温が下がりますが、昼間は心地よい気候が続きます。

 この時期、最も秋を彩る野の風情が柿だと思います。
 今年は豊作で野のあちらこちらに柿が熟れ頃を迎えています。

 丹波の秋は、柿とともに季節が進んでいくようです。


 秋は祭りの季節です。

 神社にはノボリが立ちます。

 春から夏へ、そして秋へとそれぞれの農産物の豊作への願いと感謝のお祭りです。

 秋の風になびくノボリも秋の風情です。

 近隣で最も壮大な竹田祭りの神輿が町内をうね歩きます。
 「ヨイサ〜、ヨイサ〜」という威勢のよい掛け声、鳴り響く笛、太鼓。
 みんなの心がひとつになります。

 竹田祭りでは、各地の神社から出発した6社の神輿がそれぞれの沿道を通りながら、一宮神社に集まり、祭りの供宴となるのです。
 人も神様も一体となり祭りに興じているようです。


 過日、農園では、「丹波の秋を味わう集い」を行いました。
 今年は夏に雨が少なく、松茸には少し早かったのですが、丹波黒大豆、丹波クリ、大納言小豆、お餅、鍋などで秋を味わいました。

 突立てのお餅をみんなで、クリ餅や小豆餅にします。「柔らか〜い」、「クリ餅、おいし〜い」と大変好評でした。
 丹波の秋は味自慢です。
 大阪や神戸の方が集まり、話しの花を咲かせられたのもご馳走でした。


 「丹波の秋を味わう集い」の夕方からは農園はライブの会場に移りました。
 「丹波に」、そして「農園」にご好意を寄せていただいている西宮Jフィルハーモニー管弦楽団のメンバーの方に来ていただき、地元の方共々音楽の夕べに楽しいひとときを過ごしました。
 音楽も虫の声も秋に似合います。

 なお、Jフィルでは12月18日(日)に、西宮:仁川学院コルベ講堂 でJフィルハーモニー管弦楽団 クリスマスコンサート2005が開催されます。

 丹波からも何人か出向きますが、お近くの方はいかがでしょうか。
 (前売り券1000円、当日券1200円)

 お問い合わせは、指揮者の吉田さん 090-9114-9760 までどうぞ。
 Jフィルハーモニー管弦楽団のHPは、ココをクリック!!


 今の農産物の様子です。これが畑にある丹波黒大豆です。
 今年の出来は上々でした。
 また、束にした形でそれぞれの方にお届けしました。

 この黒大豆も11月下旬まで畑においておくと文字通り真っ黒の豆になり、お正月のお節料理などに使われます。
 栄養に大変優れ、「まめに働く」というマメに通じ、縁起のよい作物でもあるのです。 


 このHPでは初めて取り上げる作物ですが、このハスのような作物何だか判かりますか。

 そう、里イモなのです。
 葉っぱの下を掘ってみると根元にいっぱいコブのようなイモがついています。
 わかりやすいように、洗って土を落としてみました。
 煮て食べるのがポピュラーで味わいのある食べ物です。

 里イモも子宝のように子がいっぱい就いているようですね。
 お正月にも使われる縁起のよい食べ物です。


 丹波の秋といえば、何と言っても丹波松茸です。

 今年の作況は今のところ少ないのですが、それでも、今年も秋が松茸をもたらせくれました。(10月19日に撮影)


 秋の酒米の刈り取りに多くの都市の方が関わった「杜氏の夢」もやがて仕込まれていく季節になりました。

 今年の農園の「こだわり」のぶどうもやがて葉を落し、休眠に入る季節です。

 今年最後のぶどうの作業は、この山のような家畜堆肥を、お礼肥(ごえ)として、ぶどうの圃場に散布するのです。
 今年も無事収穫の役割を終えたぶどうへの「ありがとう」の意味での礼肥なのです。 

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2005.10.21)


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