季節の写真館 Vol,93
2005年9月17日

ひと夏が過ぎて、やがて季節は秋へ!!

 暑かった夏が過ぎ、朝夕はすっかり涼しくなり、秋の気配の漂う奥丹波の今日この頃です。

 かってこんな歌がありました。
「♪♪ 誰かさんが、誰かさんが見つけた。小さい秋、小さい秋、小さい秋、見つけた・・・・」。

 今夏はことのほか暑かっただけに、去っていく夏に一抹のなごり惜しさを感じます。
 今年のカカシの思い出も甦ってきます。

 皆さんの夏の思い出はいかがでしたか。

 少しだけ農園の夏を振り返ってみます。
 8月下旬に例年と同じく、県下4高校の先生の農業研修を受け入れました。
 暑いハウスの中での草刈りや、ぶどうジャムづくりも初めての体験でした。

 地元の小学校の教頭先生から森に関わるお話をしていただいたり、「農」に関わるいろいろな話もしました。

 ぶどう狩りに招いた保育園児も可愛い農園のゲストでした。
 一方、同じ日に、介護が必要な高齢者をお世話されている地元の施設から、初めてのぶどう狩りに来ていただきました。

 「今日は、本当に幸せな日や!。一生で初めての体験や。もうこんな体験できんかもしれん。」という高齢者の言葉に、胸にジーンと来るものがありました。

 子供たちにも、お年寄りにも喜ばれたぶどうとのひとときでした。

 今年のカカシも大変話題となりました。
 カカシの夏を写真コンクールの作品とともに少し振り返りたいと思います。

 「カカシの勢ぞろい」−カメラのレンズが捉えた作品が一堂に揃いました。

 人と作品との一体感があります。
 「あっち向いて・ホイ」、「「おててつないで」。

 作品からホノボノさが伝わってきます。

 農村、農業で働く女性の中にも元気な方が大勢おられます。

 本来の姿ですね。

 小泉さんを仕上げていく作業、そして、「未来は宇宙へ」と、宇宙ロケットの作品に収まる子供。

 「託す」という言葉が共通のキーワードのようです。

 満月とともに弁慶参上。

 満月が照らし出す「弁慶」もリアル感があり見事です。

 そして、弁慶と言えば義経ですが、「丹波の義経」が、今年のカカシの最優秀作品でした。

 農園の様子に移ります。
 今年も無事稲の収穫時期を迎えました。
 周囲でもコシヒカリはほぼ刈り取られました。
 農園は、もち米と年末のお酒「奥丹波」の酒米「山田錦」がまもなく刈り取りの時期を迎えます。

 都市との交流で、田植え〜稲刈り〜酒づくり体験の「杜氏の夢」の刈り取りは9月25日の予定です。

 農園からの今年の新米のお届けも始まりました。
 すでに何人もの方に、奥丹波の農園に来ていただきましたが、水清き里の今年の新米をご賞味下さい。

 まもなくクリが実り、秋に向ってどんどん季節が進みます。

 丹波の秋、今年は「丹波の秋を味わうイベント」を10月中旬に予定したいと思います。また、HP上でご案内しますが、丹波の食材を味わいながら、「農」に触れ、「農」を語りませんか。

平成17年産(2005年9月10日収穫) コシヒカリ 販売中
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丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2005.9.17)


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