季節の写真館 Vol,84
2004年9月上旬
季節は夏から秋に |
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9月に入り、残暑の中にも秋が感じられる頃となりました。 農園のクリも今年はご覧のように多くの実をつけています。 |
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奥丹波の稲の圃場は、今が稲の刈り取りの最中を迎えました。 こうした稲刈りが始まると、これも夏から秋への季節の移り変わりを感じます。 |
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この夏の農園の様子を少し振り返ってみたいと思います。 猛暑で作業は大変でしたがお盆頃から収穫したぶどうを全国各地に、また地元の方にお届けしましたが、多くの方から「美味しい」との評価をいただきました。 |
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8月下旬のぶどう園に毎年恒例の保育園児がやってきました。 園児の一人から「どのようにして、このぶどうを大きくしたの?」と質問されました。 保育園の先生から、「ここのぶどうはとても丁寧に育ててくれ、安心していただけます」と園児に話していただき、その場でみんなで食べていただきました。 |
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8月24日から4日間、県下の高校から4人の先生の農業研修を受け入れました。 現場の作業は、草を刈り、かき集めてぶどう園の中に入れる仕事をしてもらいました。 それぞれの先生から、研修後の感想をお聞きし、農業への認識を新たにした旨の話しをいただきました。 |
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ついに私の思いが実現しました。 8月29、30日に、西宮の「Jフィルハーモニー管弦楽団」の皆さんに農園に来ていただきました。 ムラの公民館で2日間の練習をし、夜は地元からも大勢の聴衆を迎え、演奏者も聴衆も一体となった「農園ライヴ」でした。 曲は「ウインナワルツ」を主要なレパートリーとした内容でした。ウィーンの近郊ではぶどう畑が広がり、そこで収穫されるぶどうやワインを楽しみながら音楽があるというのが習慣のようですが、この夜のライヴも農園のぶどうやコーヒー、ビールを自由に食しながらのひとときでした。 聴衆の方からは、こうした山村で、直に生のコンサートが聴けて本当によかったと言っていただきました。 ウインナホルンを奏ているのが、指揮者の吉田徹さんですが、ウインナワルツをこよなく愛する吉田さんの世界へはHPアドレス http://j-philharmoniker.hp.infoseek.co.jp/ からどうぞ。 |
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農園の稲も豊かに実りました。 この日は、この催しの関係者が稲の現場を見に来られました。みんなの目が稲に注がれます。 |
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さらに、10月には純米吟醸酒「奥丹波」の酒米である「山田錦」の収獲が待っています。 まだ青く見える稲が山田錦ですが、これも順調に育っています。 |
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保育園児も「この稲いつ刈るの」と可愛い目を稲に注いでくれました。 こうした稲の成長を見て、教えることも大切なことだと思うのです。 |
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稲やぶどうのほかに、圃場では丹波黒大豆が大きく育っています。 こちらの方もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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農業研修に来ていただいた一人の先生からのメールです。 農業研修お世話になりました。 私は、そもそも一次産業がわからなければ、二次産業・三次産業がわかるわけがないという考えで、それを 肌で知るべく、農業体験を選択させてもらいましたが、研修を通して、知った話し ・作業体験を通して、ますますその意を強くしました。 今後は、この土地に根ざしたもの作りを、教育に何か活かしたいと思っていますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
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丹波市市島町鴨庄地区 にて |
自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・ |