季節の写真館 Vol,45
2002年5月3・5日

生きがいある郷土づくりのふるさと農園訪ねて。

 5月の風は薫風と呼ばれますが、風薫る好季節となってきました。

 町の三ッ塚史跡公園の鯉のぼりも風によって大きく、ゆったりと五月の空に泳いでいます。

 この鯉たちも5月12日に開かれる三ッ塚マラソンの全国からのランナーを迎えます。

 5月は子供の行事も多くあります。今日はムラで「花まつり」という子供の行事が行われました。
 鴨庄の地区から多くの幼児と親、おじいちゃん、おばあちゃんが集まりました。

 みんなきれいに着飾って、お釈迦さまに縁の深い像をみんなで近くのお寺まで引っ張っていきます。

 お寺では「花まつり」のお話をお坊さんからお聞きしました。
 何百年と続いている行事で、子供を大切にする心で開かれている行事だそうです。

 「今は便利な都会ほど子供の数がどんどん減っています。大人が考え、作り出した便利な空間が暮らしにくくなっていること」、「両手を合わせ、お祈りする。手のシワとシワが合うことは、シアワセ(幸せ)につながります」

 などお坊さんらしいお話もありました。

 丹波いちじまふぁーむの田植えは連休明けからですが、このあたりでは、一斉に田植えが始まりました。

 圃場のすぐ近くの田では、連休に都会から帰省し、田植えを手伝ったり、都会で暮らす子供たちが野に出て蝶を追ったり、おたまじゃくしや虫を観察したり、野の花を摘んだりして自然に遊ぶ姿も見受けられました。

 同級生にも登場していただきました。
 日頃は勤めがあって農作業はできなくても、この日は親父との共同作業の姿がありました。
 父子で会話することも少なくなってきましたが、農繁期は、親の手ほどきのもとにコミュニケーションの場でもありました。

 農作業は本来、心と力を合せる場なのです。

 この時期、野には山ふきなどの山菜が出ており、山菜摘みの姿も見受けられます。

 今日は、こうした山菜の加工などをされている「前山(さきやま)ふるさと農園」という加工施設を覗いてみました。

 丹波いちじまふぁーむとも馴染みの農園です。

 元気なオバちゃんたちの声が聞こえます。

 この地域の年配の方たちが実に楽しそうに、いきいきと山菜加工やお弁当づくりをされていました。 

 ここの加工場で加工された山ふき、サンショ、芋のつる、たけのこ、梅干などの加工品です。

 1袋200円〜300円ほどでお値段も手頃で、町おこし会館や各種イベントで、郷土の味として販売もされています。

 ご希望の方は取り次ぎます。
 このメールアドレスへどうぞ。
 info@okutanba.jp

 県の「くすのき賞」の賞状がありました。

 地域づくりに貢献された団体に贈られる賞です。

 「人間連帯の輪を広げ、生きがいのある郷土づくりに貢献されたあなたがたの功績を称えます」という言葉がまさに活動を物語っていました。

 丹波いちじまふぁーむの農園の作物も順調に大きくなっています。
 この時期の様子をご覧下さい。

 巨峰の芽がほぼ出揃い、日々、茎と葉が大きくなっています。
 圃場は、刈った草や剪定した木葉を敷き詰めました。
 草抑えになるし、乾燥を防ぎ、やがて草が肥料ともなります。
 除草剤を使わず、EM(有用微生物)菌を定期的に散布しており、柔らかい土はこの圃場の自慢です。

 3月17日に植え付けしたジャガイモもこんなに元気に大きくなっています。

 土の中のイモの生育も楽しみです。

 ジャガイモの収穫・味わいのイベントでは、「農」に遊びたいと思います。

 

 季節の写真館もNO45号を迎えました。

 春夏秋冬の季節の巡り合わせの中で、同じような営みを繰り返しながら、また、そこに新しい発見があったり、自然や農に和らいだり、厳しさに直面したり・・・。
 そうした中で、ささやかな田舎発信ができればと思います。

 全国から多くの方にこのHPにお越しいただき、ご支援をいただいておりますことに感謝いたします。

丹波市市島町 にて
(2002.5.3・5 撮影)


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