季節の写真館 Vol,38
2002年1月中旬
今日一日「 ふれあい」をかけ巡って |
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新年に入り、真冬の最中ですが、この冬は暖かい日が続きます。 農園の農作業もハウスの組み立てに続き、ぶどうの剪定が終わり、剪定前の枝もこんなにすっきりしました。 農作業はしやすくても、地球温暖化のせいでしょうか、この暖かさは明かに異常です。 |
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今日は一日、ふれあい巡りをしました。 まずは、鴨庄の「とんど焼き」です。 |
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とんど焼きの炭でお餅やミカンが焼かれます。 このお餅も和光会の人たちが、3日前に子供たちと一緒に突いたり、丸めたりして用意されたものです。 そこには、炭火の暖かさ、地域の温かさ、そして、何よりも焼いたお餅のあたたかさや美味しさがありました。 |
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児童や保護者を前で、この日、お世話になった和光会の方のお話を聞きました。 「人生の中ではこれからいろいろなことがあります。今一番大切なことは、人を思いやり、気遣うという優しく、美しい心です。この気持ちだけはずっと持ち続けて下さい。」というお話でした。気持ちを込めて吹かれるハモニカの♪ふるさと の曲からジッと感じるものがありました。 |
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この日の午後、市島町の生涯教育・文化施設「ライフピアいちじま」で行われた家庭教育フォーラムに出かけてみました。 「親の言い分・子の言い分」という内容で、日ごろの思いの発表やディスカッションがありました。 |
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参加者は町内の小・中学生と保護者代表です。 「タバコの害について」、「私の願い 家族揃って食事をすること」、「あいさつで地域の輪を広げよう」などと思いの発表をしたり、親子で考えさせられる課題も多く話し合われました。 「タバコなんで吸〜んの」とか、「家族みんなで揃って食事して〜」と子供から言われ、大人の皆さんどう子供に分かりやすく説明しますか。 |
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夕方、鴨庄地区の自治振興会の新年会に出ました。 この自治振興会というのは、鴨庄というところが少しでも住みやすく、また活性化することを目的に活動している組織です。 この日は、この地区の各種団体の代表や町長などが出席され、お互いのコミュニケーションがはかられました。 |
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夜、ムラの音楽サロンに出ました。 私の「農」構想にも大変ご理解、ご支援いただいているKさんのお招きによるものです。 神戸の近代化の最先端をいく六甲アイランドと、片やこの奥丹波のムラに自宅を持ち、こよなくムラに溶け込み、ムラを愛される方です。 ムラの音楽愛好家の人たちとでこうした集いの場ができました。 町長もこのムラから出ておられ、先ほどの新年会からこのサロンにかけつけられました。 今宵の調は、日本の懐かしの歌曲、ベートーベン、イタリア歌曲といった選曲でした。 気持ちの安らぎを感じたひとときでした。 |
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こうして今日は一日ふれあい巡りをしてみました。 今、小学校では児童の書道書初め展が行われています。 |
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丹波いちじまふぁーむも都市支援者により、地場農産物に関わるふれあい企画が進みつつあります。皆さんのご支援よろしくお願いいたします。 丹波市市島町 にて |