季節の写真館 Vol,37
2002年1月上旬

新年、山の神にも商いの神にも手を合わせ

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 新年に入り、奥丹波の山々にも薄っすらと雪が積もりました。

 早朝の陽光に雪が輝きます。

 大雪は困りますが、すべてを白いベールで包んだかのような清々しい雪の朝でした。

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 今日、ムラでは「山の神」の催事が行われました。
 小雪の山道を登ると神様を祭った小さな社があります。
 昔から「治山治水」という言葉があります。
 山を治めること、水を治めることの難しさと大切さを言った言葉です。
 山の健全さは、田にも、野にも、町にも、海にも通じるのです。
 「神は心に宿るもの」、何より山を思う気持ちが大切ですね。

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 ムラの神様を取り上げましたので、「いちじまの神様」を取り上げたいと思います。
 町の中心部の恵比寿神社の「えべっさん」です。
 いちじまの「えべっさん」はこのあたりでは有名で、近隣から人が集まり、賑わいます。
 「農」の活動にも「商」が求められる時代です。
 山の神様にも、商いの神様にも手を合わせておきました。

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 年末から取りかかっていたパイプハウスがやっと組み立てられました。

 今、町では、年間を通じて安定した野菜の生産に取り組めるよう、こうした施設に多少の補助がなされています。

 これからこの農園の食材を増やしたいと思います。

 この日、農園にジャガイモの種イモが何箱か届きました。
 ジャガイモは3月に植え、6月に収穫します。
 どの家庭でも年間を通してよく使われます。

 「このジャガイモを植える作業と収穫の作業、そして掘り立てを農園で味わいましょう」という企画を考えてみたいと思います。

 土の中からイモがゴロゴロ出てきて、面白いですよ。
 こんなことも「農」に親しむ一つの機会になればと思うのです。

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 今年の賀状は丹波いちじまふぁーむ産の「松茸」、「椎茸」、「ぶどう」、「コシヒカリ」組み写真で作ってみました。

 ある一人の方から「ほのぼのとした農園にかける思いが伝わってくるようです。みんなが農を本当に見つめ直すことが大切だと実感します」というメッセージをいただきました。

 今年も皆さんのご支援よろしくお願いいたします。

丹波市市島町 にて
(2002.1.上旬 撮影)


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