季節の写真館 Vol,34
2001年11月20日

今、紅(くれない)燃ゆる紅葉が盛りです

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 山の木々の紅葉が深まってきました。

 春には新緑に新しい息吹を感じ、今は、紅の鮮やかさが目を引きます。

 色彩豊かな里山ならではの情景です。

 ムラの銀杏が黄色く色づき、山のモミジが今が盛りと紅に染まりました。

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 今の時期、丹波の代表的な特産品である小豆と黒大豆の赤と黒のコントラストが鮮やかです。

 丹波の小豆は、大納言(だいなごん)といわれる品種ですが、黒大豆も丹波では大納言と呼ばれたりします。
 粒が大きくて、ふつう豆にある腹切りの筋が丹波黒大豆にはないのです。
 昔、宮中では大納言ほどの高い官位になると切腹がなく、腹切りの筋がない丹波の黒大豆は味、品質とともに、縁起のよい食べ物として重宝されたようです。

 この丹波の小豆と今年の新米の餅米で作ったあん餅なんかいかがでしょうか。

 農園のイベントには欠かせないものとなりました。

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 今、農家の畑では丹波ひかみネギというジャンボネギと白菜、キャベツが育っています。

 寒さがくるごとに身が引き締まり、ネギは甘味を増します。

 純米吟醸酒「奥丹波」、農園自慢の椎茸とともに、これから寒い時期の鍋を引き立ててくれます。

 農園では、これから冬にかけての準備とともに、少し計画が遅れているログ構想も前向きに検討したいと思います。

 今日は、予定地の整備をしました。

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 農園の近くで南天が鮮やかな実をつけていました。

 「難を転ず」の縁起を担ぎ、あちらこちらに植えられていますが、今年も残り少なくなり、少しでもよい年で締めくくれるようにと願う時期でもあります。

丹波市市島町鴨庄地区 丹波いちじまふぁーむ にて
(2001.11.20撮影)


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