季節の写真館 Vol,30
2001年9月下旬
秋がどんどん近づいてきました |
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奥丹波の野山に秋がどんどん近づいてきました。 朝晩もずいぶん冷え込んできた今日この頃です。 秋の野にはススキがよく似合います。 9月も下旬、雲ひとつない秋晴れの下、鴨庄っ子の運動会、名刹の古寺の境内でミズバショウの池作りなどが行われました。 |
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運動会の競技の花形はリレー。 スタート前の緊張の一瞬ですが、今年も鴨庄の運動会がスタートしました。 |
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今や鴨庄っ子にとって太鼓はすっかりお馴染みになりました。 いろいろな催しで太鼓が響き渡ります。 今日の運動会は、小学校の運動会でもあり、町民運動会でもあります。 鴨庄っ子の4、5、6年生がそれぞれ日ごろ練習した、ねぶた太鼓、妙高太鼓、鴨庄っ子太鼓の創作太鼓を披露し、運動会を大きく盛り上げました。 |
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応援合戦にも創意工夫を凝らし、四チームが出場しました。 私たちのチームのテーマは「夢・明日があるさ」。 野球選手や看護婦さんなどそれぞれの明日への夢を大きな声で叫び、チーム優勝の夢も確信しました。 |
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大空に放り上げる紅白の玉入れも運動会の風物詩のひとつですが、今年は校長先生の挨拶で、いくつかの紅白の玉を前に、こんな温かい話が披露されました。 「鴨庄小学校だけを卒業して、郷土の鴨庄を離れました。年を老いた今でも小学校の時の楽しい思い出が思い出されます。郷土を想い、鴨庄の子どもたちの健やかな成長を願い、そのせめてもの気持ちとして、紅白の玉を作りました。運動会で楽しく使っていただければ大変嬉しいです」と。 会場からは大きな拍手がありました。 |
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鴨庄に「神池寺(じんちじ)」という由緒あるお寺があります。 丹波比叡と言われる妙高山中の天台宗のお寺ですが、夏は、キャンプや宿泊施設もあり、各地から人の訪れがあります。 |
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今日はお寺の境内に作られた池にミズバショウ植えをしました。 この池は、この神池寺をミズバショウのきれいな場所にしようと鴨庄地区の自治会の関係者で作り、この日提供されたミズバショウの苗を植えたものです。 3月から四月にはきれいな花が咲く予定です。 |
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神池寺は、もみじのきれいなお寺として知られ、秋のもみじと併せ、春のミズバショウの生育が待たれます。 もみじの見頃は11月上旬です。 |
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今の農園の農産物をご紹介いたします。 今夏の厳しい暑さの中で、こだわりに汗を流した巨峰ぶどうから手づくりのジャムを作ってみました。 安全な栽培にこだわりましたが、ジャムに加工する過程でも、レモンと砂糖以外は何も加えていないジャムです。 |
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ジャムに加工する前の準備です。 ビンには「農園の奥さんの手づくりジャム」という手づくりラベルを貼ってみました。 手間がかかり、あまり採算に合いませんが、何よりもこうした加工品が出来ることに「農」の喜びを感じます。 |
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西宮・甲東園の「さっかろみせす」というパン屋さんに少し置かせてもらうことにしました。 (HPはここをクリック。) ジャムを買っていただいた方が、ラベルに記したHPを見ていただき、丹波・市島町にふれていただければ大変嬉しいと思います。 パン屋さんとも新しい出会いがありました。 |
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農園の稲穂もたわわに実りました。 昔からのことわざに「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という文言があります。 |
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少しでも「農」を引き立てたいという思いでメッセージしました。 丹波市市島町鴨庄地区 にて |