季節の写真館 Vol,26
2001年7月15日
町の「町おこし」、私のムラおこし |
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梅雨が明けて本格的な夏本番です。 眩く照りつける陽光に、今の時期、農園でひときわ鮮やかに映えるのがこのノーゼンカズラの花です。 近所の年配の方が、「農園に似合う」と植えていただいた花ですが、ご覧のようにこの花が満開になると毎年「農園に夏が来たこと」を実感します。 |
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ぶどうが色づき出しました。 例年以上に晴天が続き、気温が高いためか、1週間ほどは早く着色してきました。 この分だと、お盆には収穫でき、帰省された方などに私の「こだわり」が届けられそうです。形はいろいろですが、「本当に美味しい!」と言っていただくと生産者はとても嬉しいのです。 |
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この暑い気候の中で、丹波の特産農産物も順調に育っています。 農園のすぐ近くの圃場で丹波黒大豆の手入れ作業がされていました。 今はこんな稚苗ですが、10月には枝豆として、12月には本黒豆をして出荷されます。 |
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今、市島町では、町おこし事業の一つとして、ご覧の「町おこし会館」を建てています。 民間のNPO法人「いちじま丹波太郎」という新たに立ち上げる組織で管理運営される予定で、町内の生産者が作られた農産物の直売や都会とのつながりをはかる拠点施設としての活用が期待されています。 オープンは、8月10日ごろの予定です。 |
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丹波いちじまふぁーむの活動拠点の「赤レンガハウス」ですが、町の施策とも連携を持っていきたいと思います。 今、農園を広げ、周囲の圃場も活用していこうという話しを進めています。 ログハウス計画や果樹団地の導入などです。 将来的には加工施設も要ります。 7月21日に、農園に県や町の関係者、大学で教えられる先生、都市の支援者、地元の方に寄っていただき、お話し合いをすることになっています。 21世紀は「農」の時代です。ご覧の農園一帯が、山村と都市の交流の一つの場所になればと思うのです。 |
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丹波いちじまふぁーむ 近辺にて |