季節の写真館 Vol,22
2001年5月11日

自然と土と透き通った薫風とともに

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 5月の澄みきった青空。

 五月晴れの薫風に鯉が舞います。

 市島町の三ッ塚史跡公園に真鯉に緋鯉の勇壮な泳ぎを見ました。

 この時期、連休明けから丹波いちじまふぁーむの圃場でも田植えが始まりました。

 毎年同じ作業の繰り返しとはいえ、季節の巡りを感じます。

 コシヒカリ、酒米、餅米を20日頃までに植えますが、「丹波いちじまふぁーむのお米」スタートです。

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 植え終わった苗はこんな稚苗ですが、これからの生育とご飯やお酒、お餅として味わうのが楽しみです。
 「奥丹波」という地名から何を連想されますか。
 このHPでもいろいろな丹波の農産物を取り上げていますが、作物の生育には天候、土地とともに、水が不可欠です。

 そう、水がいいのです。
 すぐ近くの谷水ですが、恵まれたよい水が稲を育てます。
 飲み水にもおススメの良質の水です。

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 田植えしているすぐ近くで、子供たちが、草花を摘んだり、虫の観察などをして、面白そうにはしゃいでいました。
 学校から帰り、自転車でそのまま野原へ。
 学校から帰れば塾へ、パソコンゲームへといった昨今、こういった光景もあまり見られなくなりましたが、残したいですね。見たいですね。
 ぶどう園の方にもご案内します。

 どの枝からも葉や房がいっぱい出揃いました。

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 ぶどう園の地面もご覧下さい。
 この時期ぶどうと同様、草が旺盛で除草が大変なのですが、草マルチをしました。
 草マルチというのは、刈り取った草を一面に敷くのです。
 草の発生を抑えるし、好天でも地面の乾燥を抑え、やがて、この草を土に戻せば肥料ともなります。
 除草剤を使用すればごく簡単に除草できますが、薬は使わず、自然農法で除草をしたいと思います。
 ぶどう園で見つけたナナフシという生き物です。まるで木の枝そっくりですが、擬態生物です。敵から身を守り生きていく自然界での生き物の進化なのでしょうか。

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 ここで取り上げたナナフシ以外にも擬態生物は数多くいます。
 人類も他の全ての生き物の生命は全て繋がっているということを聞きましたが、近々、こういったことをメールマガジンで取り上げたいと思います。

丹波いちじまふぁーむ 近辺にて
(2001.5.11撮影)


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