丹波いちじまふぁーむ“奥丹波の森”:兵庫県丹波市市島町　季節の写真館

季節の写真館 No.２８２令和6年9月

２０２４．９．４稲刈り
９月に入り、幾分、陽射しは和らいだとは言え、残暑が厳しい今日この頃です❗
稲の刈り取りの時期を迎え、無事に収穫を迎えてホッとしています。

と申しますのも、昨年の夏も大変な暑さで、多くの稲に高温障害や水不足の影響が出て、全国的な作柄は不作で、その影響は、今年の春以降、顕著になり、特に、８月は、店頭からお米がなくなる事態にまでなりました。

今年の作柄も、懸念されたカメムシの害が大々的にでたり、猛暑で高温障害が続くと、潜在的に言われている「食糧危機」の引き金になっても全くおかしくない状況で、正直、この事態を大変心配しました✨
幸い、作柄は平年並みの見通しで、新米につなげると、供給も落ち着いてくるものと思います。
ただ、新米価格は、JA、卸しからの農家への買い取り価格が、昨年の３割増しで設定されましたが、お米の需給は、夏の気温が異常過ぎることや、担い手不足など今年から来年にかけても綱渡りのような状況です。毎年の繰り返しです。

まさに、食糧としてのお米の正念場です❗

丹波いちじまふぁーむの米づくりは、このような異常気象の常態化、無農薬、無除草剤栽培ゆえの大きな手間隙、時間をかけての栽培で、やっと収穫に至ったことに何よりも安堵感を感じながらの、今日の収穫作業です‼️