季節の写真館 No.246
2021.9.3
ハイチ
9月に入り、気温もグッと下がり、周囲の稲も黄金色に色づきました(^o^)v
昨日は、神戸からの農業支援のカヨさんと無農薬のお米にいいね!のポーズです\(^o^)/
夜は、新農企画「ムラとマチの奥丹波」(ムラマチ)のメンバーで、CODE海外災害援助市民センターからの提唱で、ムラマチとCODE双方のオンラインハイチ勉強会を夜遅くまで行いました。
ハイチという大変遠くて(ハイチ共和国:アメリカのフロリダ州の南沖、カリブ海に浮かぶキューバの海を挟んで東隣に位置します。)、馴染みのない国で、テニスの大坂なおみ選手のお父さんの国ぐらいの認識しかありませんでしたが、そんな国の問題だと捉え、それを日本の森林保全、食の安全につなげる論議は、格調高く感じていましたが、よく考えてみれば日本に通じる問題でした。
かっては、世界でもっとも豊かで生産的な地域と呼ばれ、ハイチの語源も豊かな山に囲まれた国の意だとか。
それが、乱伐で98%ぐらいの木が切られ、禿山に。
そのため、保水力を失った山は、毎年のハリケーンの襲来ごとに大洪水を起こし、災害を多発。
これが農業を直撃して、経済を破綻させ、世界でも極貧国になっている惨状。
しかも、地震の多い国で今年8月には、巨大地震が同国を直撃。混乱の最中にあります。
私は、日本がいつまで海外の食糧に頼ってやっていけるのだろうといつも思います。
食糧自給率また下がり35%と新聞の記事に出ていました。
いつまでも、日本に食糧が入る環境が維持できるのでしょうか?
財政も極めて厳しい中で、円が暴落、急落して為替が変動するだけでも大きな影響を受けます。
食糧危機も現実に起こりうる問題だと捉えています。
昨夜のCODE吉椿さんからのメッセージです。
(以下)
荻野さん、本日は遅くまでありがとうございます。
日本はすでに途上国になったという風にも言われています。
自給率が低い日本はお金の力で食料を輸入するしかないわけですが、それがダメになったら日本は終わりですよね。
やはりムラマチの皆さんのように食を生み出す農業は大切ですね。
今後とも一緒に学び合っていけたらと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
2021.9.5 稲刈り
今日からコシヒカリの稲刈りに入りました(^o^)v
4枚の田があって、今日は、そのうち2枚です。
残りは、明日か、明後日の予定です。
チェーン除草などに時間がかかったので、やっと刈り取りまで辿り着けたとホッとしています\(^o^)/
私の稲、米作りは、田植えから栽培、刈り取り、乾燥、もみすり、お米に仕上げて、販売、また、お米の加工、農園でのご飯の提供にまで広がっており、この過程をできるだけ楽しみたいデス(実際はいろいろとたいへーんです)!?
また、9月末はもち米の刈り取りがあり、生育中の小豆と合わせ、ぜんざい、お餅作りなどに取り組みます。
今、日本の食料自給率は30%台で、お米の消費は年々減少の一途ですが、お米をいろいろなことに活かして行くことが大きな課題です。
最後の写真は、稲穂で作った「宝船」ですが、稲穂からこんなものもできるんですよ。
まさに「宝(たから)」は「田から」ですね
2021.9.9
食の安全を守る人々
昨年4月に発足したムラマチ(新農企画ムラとマチの奥丹波)の活動も、これまで、丹波黒大豆や丹波大納言小豆、サツマイモなど様々な農産物づくりに取り組み、
また、いろいろな話し合いも持ちながら、まずは、圃場に向き合い、無農薬で安心・安全な野菜、農産加工品を都市に届け、物流、人流を広めてきています!!
京都北大路のビブレショッピングモールでは定期的に農産市を開き、今秋10月には1週間にわたり、丹波市を開催したり、また、奥丹波で収穫祭の予定もしています。
ムラマチのメンバーは、いわば、食の安全を守る人々で、活動は誇りでーす(^o^)v
「食の安全を守る人々」の映画のご案内ですが、この映画には、ムラとマチの奥丹波も、『食の安全を守る人々』実行委員会in
丹波の実行委員となっています。
この映画を見た人の感想から「食の事実は悲惨だ。口から食べ物を食べる人間は、義務として、この映画を見るべきだ」と思ったと。
未来を担う大切な子供たちのために、みんなでこの「食」の問題に向き合ってみませんか?
◇11月14日(日)14時30分〜 丹波市立春日文化センターホール
◇前売り券500円 当日券・ネット配信800円
◇お問い合わせ先
『食の安全を守る人々』実行委員会in 丹波
実行委員会 事務局 いちじま丹波太郎
tanbataro@mxc.nkansai.ne.jp
0795-80-3750
映画「食の安全を守る人々」のHP
https://kiroku-bito.com/shoku-anzen/
映画概略
日本映画復興奨励賞受賞、キネマ旬報文化映画第7位の『タネは誰のもの』の元となった、クラウドファンディングでも話題を呼んだドキュメンタリー!
2020年第94回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第7位に選出され、同年の第38回日本映画復興奨励賞を受賞した『タネは誰のもの』のベースとなり、クラウドファンディングでも1600人以上から支援が集まり話題を呼んだ本作。
山田正彦プロデューサーと原村政樹監督のタッグに加えて女優で作家、ダンサーの杉本彩がナレーションを担当。
前作と本作を通して、農と食のあるべき姿が見えてくる 。(映画「食の安全を守る人々」HPより抜粋)
2021.9.11
皆さん、いきいきと輝いておられますネ
(クリックすると拡大されます)
今年の4月から、「農事組合法人
丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森」の正規職員として就職して、働いてくれている村上奈津希さんが、9月12日付の丹波のコミュニティ紙、丹波新聞
https://tanba.jp/「ひと」の欄に大きく取り上げられました!!
3月の入社式では、丹波市長も出席いただき、熱い励ましのメッセージをいただきました。
丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森のこれからの活動にかける思いも広がっていますが、それに輪をかけて、夢を世界に広げたいと言う思いに、関係者は熱いエールを送っています!
今日のムラマチの作業は、ニンジンと丹波大納言小豆の除草作業でした。
雑草に覆われたニンジンが、スッキリして喜んでいるようで、ニンジンに代わって、ムラマチメンバーのカヨさんとヨーコさんが、喜びを表現してくれました。
スキッとして、嬉しい〜と(^o^)v
皆さん、いきいきと輝いておられますネ
2021.9.13
きたおく米
暑さ、寒さも彼岸(ひがん)までと言われるように、秋の彼岸は、夏から秋に季節は移り、春の彼岸は、冬から春に移り変わる季節の境目です。
この時期の花、彼岸花をチラホラ見かけるようになりました(^o^)v
丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森は、人家から離れ、見方によっては、テレビの人気番組「ポツンと一軒家」のような風情でーす。
丹波市でもこうしたポツンと一軒家はほとんどなく、いわば丹波市の辺地ですが、ここだからこそできることがあると思っています。
陽も月も星空も、独り占めの気分になれるかもですよー(^o^)v
「丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森」の夏の森の風物詩「森から切り出す竹で作る流しソーメン」の体験も、昨日で終わり、これから秋の農体験に移ります。
子供たちのたくさんの笑顔ありがとー(^o^)v
今年の新米には、丹波いちじまふぁーむ&奥丹波の森の住所地・お米の収穫地 兵庫県丹波市市島町北奥160から「きたおく米」と名づけ、明日、京都北大路ビブレに出品します。
丹波「きたおく」から、京都「きたおおじ」へのつながりです。
これからここでできることを提唱していきます。
ここに来られる方のしたいことづくり、癒しにつながれば良いですね!!
2021.9.15
京都北大路ビブレで農産市(いち)
京都北大路のショッピングモール「北大路ビブレ」で、「ムラマチ」の活動として、月ごとに奥丹波の野菜、加工品などを定期的に販売する農産市(いち)を開催しています(^o^)v
今日、私は、この市に出かけ、販売を行なってきました。
出展している農産、加工品は、それぞれの生産者が心を込めて育てたり、作ったものです。
アイテムも増え、また、この市を心待ちにしてくれるファンも増えたようです!!
今秋10月12日(火)〜17日(日)は、ここの広い場所を借り切っての「丹波の市」の開催です。
京都北大路ビブレHP
https://www.vivre-shop.jp/kitaoji
こうした市(いち)を継続的に開催することで、人流、物流を深め、奥丹波キタオクと京都キタオオジのつながりがさらに強くなればと期待しています!!
2021.9.18
虹の架け橋
今日は、新農企画「ムラとマチの奥丹波」(ムラマチ)の作業日でした!!
作業内容は、ギッシリ詰まって生えたニンジンの間引きで、この作業をすることで、それぞれのニンジンを大きく逞しく育てます(^o^)v
ニンジンはセリ科の植物で、それぞれの葉が、競り合う(せりあう)ことで逞しくなり、セリの語源があるようです!?
作業の後は、10月にムラマチで受け入れるCODE未来基金 農業フィールドワークや京都北大路ビブレの農産品出店計画についての協議です。
出店への思いは、「奥丹波人と地球の優しい野菜、加工品を京都の人にアピールし、ファンを増やすこと」等です。
今日のぎっしりしたニンジン以上に、ぎっしりと細かく緻密な計画書をムラマチメンバーが作ってくれました(感謝、感動〜)。
他にも、今日のムラマチメンバーには、広告のスペシャリスト、販売のスペシャリストなど多才です。
今日の作業が終わったとき、こんなレインボー(虹)が出ました。
私たちの活動が大きな虹の架け橋になればいいですねー(^o^)v
2021.9.20
ヨモギ
昨年の11月に植え付けたヨモギが、冬を越して、今春には根を張り、6月に採取し、またまた、9月のこの時期に圃場一面を覆っています!!
改めて、生命力のある野草(薬草)だと実感しました。
春は、玄米よもぎ餅や揚げ物、和え物の食用に使ったり、ヨモギ染(今年は試行に終わりました)、そして、ヨモギのお湯がとても体をポカポカにしてくれますヨー(^o^)v
このヨモギ、近々、刈り取りますが、ご希望の方は、どうぞ、お越し下さいm(_ _)m
今日は、いつものトモが、九条ネギの定植をしてくれました。
もう、2ヶ月もすれば、鍋音も近づきます。
生産者のいろいろな有機のお野菜の「四季彩鍋」が待たれまーす(^o^)v
丹波いちじまふぁーむの情報はフェイスブック(代表
荻野拓司のFB)にも掲載しております。
ぜひ、御覧ください。
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