季節の写真館 Vol,171
2014年5月8日

百花繚乱の香り漂う薫風の季節を迎えて

 5月のさわやかな季節を迎え、風薫る空に鯉が舞います。

 恒例のレンゲまつりに大勢の人出で賑わいました。


 丹波の古刹(こさつ)、天台宗・五大山白毫寺(びゃくごうじ)の九尺フジが見ごろを迎え、6日はフジまつりの式典がありました。

 このお寺は、花のお寺として有名で、4月の桜に始まり、ふじ、しゃくなげ、ハス、もみじなど四季の花木が楽しめ、白毫の光を受けてそれぞれの花が輝くということです。

 そういえば、「観光」とは光を観るという意だということです。

 ふじの花は5月中旬ぐらいまで楽しめ、まだ、現在の倍ぐらいの長さに成長するとのことです。
 また、フジと同じこの時期に境内で800本のシャクナゲが楽しめます。 


 いろいろとこれから花が続きますが、5月半ばからは、クリンソウの時期になります。

 一昨年、クリンソウの群生が山中から発見され、話題を集めました。

 山中のそっと咲く花は可憐で、絶滅危惧種の花だけに、守りたいというのが地元関係者の願いです。

 期間中は、ゆっくり自然を楽しむ気持ちでご覧下さい。
 (写真は昨年の様子)。


 5月の連休から田植えが始まりました。

 コシヒカリから植えて、5月下旬に酒米、餅米を植えます。

 田植え直後の幼苗ですが、これから「どんどん大きく育て!」と言う思いです。


 この時期の四季の箱庭農園をご覧下さい。

 とにかく、この時期は陽光が明るく、畑に輝きを感じます。


 ジャガイモとタマネギの今の生育状況です。

 どちらも年間を通じて食卓に欠かせない農産物で、これからどんどん大きく成長し、6月下旬に収穫します。


 丹波いちじまふぁーむの農園や周囲の様子をご覧下さい。

 丹波市やJAの農業振興施策として、丹波栗の振興をはかり、「丹波栗の里づくり」が進められていますが、こうした市やJAの施策に添って、今年の2月に農園の山林に数十本の栗を植えました。

 その栗が若葉を出しました♪
 慌ただしく植えたので、本当に葉が出るかな?と思いもあった中での生命の芽吹きで、「やった〜!」という気持ちになりました。

 栗林になるまで大きく育て!


 この時期農園の周囲には、山ブキがいっぱい生えています。

 春の代表的な山菜です。

 フキの佃煮を取り上げました。
 昨年植えたサンショも葉を出してきました。

 こうした野の食材は、食をそそる季節の一品です♪


 森のツリーハウスの近くと森の尾根に、アウトドア用の机、イスを数脚設置してみました。

 森をバックにしばし語らいの場になりそうです♪ 


 ツリーハウスなどを設置している森の空間に、もう一つ森の小屋を作って、これまで進めてきた森の整備は一段落します。

 写真の白いテープを張っている場所ですが、5月に取り掛かり、ここに小屋ができれば、多目的な活用を考えています。

 いろいろな人とのかかわりで、これからの「農」「森林」に関わる有意な活動に取り組んでいきます。


 一か月後の6月8日(日)には、三ッ塚花しょうぶ祭りが開催されます。

 この会場では、併せて「フリーマーケット」の店が立ち並び活況を呈します。

 今、このフリーマーケットの出店者を大募集しています。

  お問い合わせ先:市島町三ッ塚花しょうぶ祭り実行委員会事務局
 TEL:0795−85−6007

 それぞれの店は、雑貨、衣類、リサイクル品、手づくり品の販売のほか、自作の彫刻絵画の展示、はたまた、自慢のコレクションの展示など多彩です。

 6月の花しょうぶの観賞、フリーマーケットにお越し下さい。

丹波市市島町鴨庄 より
(2014.5.8)


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