季節の写真館 Vol,17
2001年3月11日

 3月も半ばになりました。
 春の陽気が続くかと思えば、なごり雪、雨天も多い今日この頃ですが、一雨ごとに木々のつぼみも膨らみ、春に向かっているようです。
 今日は、市島町:鴨庄地区で毎週開かれている「日曜朝市」と、地域おこしの「炭焼き」の準備作業を覗いてみました。

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 「かものしょう朝市」は毎週日曜日に開かれていますが、この朝市は、農産物の売り買いの場だけでなく、ここに集まるみんなのコミュニケーションの場としてすっかり定着してきました。

 出品のほんの一部です。
 今は農産物の端境期ですが、それでも大根、キャベツ、カブ、椎茸、卵、お餅、コンニャクなど生産者が丹精を込めた農産物、加工品がずらりと並びました。
 ほとんどの野菜、加工品が100円から300円までと安くて、とても新鮮。
 この朝市を楽しみにされる常連さんも増えました。

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 本日の出品で一際目を引いたのが、シクラメンでした。
 ご覧下さい。この赤やピンクの鮮やかさ。持ち込まれると同時に、「綺麗ねェ〜!」、「今日は朝市に来た甲斐があったヮ」という声。
 みんな瞬く間に売れてしまいました。

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 シクラメンの鉢を入れていた籠ですが、山で採取されたカズラの弦で編んで作られたものです。
 何でもない弦もこうなると立派な手づくり作品です。
 一籠500円で買い求めましたが、これからこの入れ物に季節のいろいろな農産物を入れて見ようと思うと「農」も楽しくなります。

 一方、地域おこしの活動の一つとして、取り組むのが「炭焼き」です。
 今日は、切り出した木材を炭焼き窯 まで運ぶ作業が行われました。
 今、木炭、竹炭そして炭焼きの過程で採取できる木酢液、竹酢液が注目されています。
 炭火焼の炭としての活用はもとより、炭には、水、空気、電磁波などの極めて優れた浄化力、防虫などに効果があります。

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 これが地域の炭焼き窯です。
 これから、木や竹の炭焼き、また、木酢液や竹酢液づくりが始まります。

 竹炭と木葉の炭を取り上げてみました。
 竹炭も工夫をすると、「一輪ざし」、「花瓶」といった立派な作品に生まれ変わります。
 また、こんな作品も取り上げてみたいと思います。

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鴨庄地区の「日曜朝市」と、地域おこしの「炭焼き」の作業場 にて
(2001.3.11撮影)


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