新しい門出に「宝船」を仕立てました
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昨年から新年に!
新しい年は、暮れに地域の人たちが関わって作り上げた「百人一酒」のお神酒(おみき)で始まりました。
昨年は、鴨庄地区で初めて「男女の出会いの会」を行いましたが、その参加者も、「百人一酒」のラベル貼りにも参加してくれました。
今年が良い年で、いい縁がありますように!
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暮れから新年にかけて、寒い日が続く奥丹波の今日この頃ですが、降雪は少ないです。
そうした気候ですが、10日薄ら雪が積もりました。
大雪は困りますが、こうした薄ら雪の中に映える市島の清々しい雪景色です。
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お正月明けのこの時期は、野菜の乏しい時期ですが、今日は「認定こども園」の子供たちが寒さに負けず、野で七草を採取する元気な姿がありました。
そして、先生から七草について教えてもらいました。
七草粥は7種の野菜を刻んで入れた粥をいい、昔から、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養を補うという効能とともに、邪気を払い万病を取り除く占いとしていただいてきたものです。
この七草とは、「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな(現代名:カブ)」「すずしろ(現代名:ダイコン)」を言い、現代人には馴染みのない名前ですが、古(いにしえ)の呼び名にも情緒が感じられます。
昔から現在につながるこうした先人からの知恵もつなぎ止めたいものです。
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ムラの山中に「山の神」を祠(まつ)った小さな社(やしろ)があります。
「治山治水(ちさんちすい)」と言って、古今東西、安全に山や水を治めることは最も大事な問題であり、また難しいとされてきました。
全国でこういった「山の神」は祭られており、農作業が始まる春からは山を下りて田の守り神となり、収穫が終わると山に戻り、山の治山をするとされています。
例年、1月のこの時期(今年は1月12日)、ムラに人が「山の神」にそっと手を合わせ、今年の山の安全、田の実りを祈願します。
「山の神」は農の守護神ですが、商売の神様にも大勢の人が手を合わせました。
10日の「市島えべっさん」は、商売繁盛や家内安全への願いが込められています。
恵比寿神の表情はえびす顔(*^_^*)。 「笑う門には福来る」の言葉はまさに至言です。
「山の神」にも「商(あきない)の神」にも手を合わせ、無事な一年でありますようにと。
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この時期の四季の箱庭農園をご覧下さい。
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こんな寒い時期ですが、大根が大きなダイコン足を出しています(*^_^*) 寒そう!でも元気です。
タマネギもこの時期は、こんなにか細いですが、寒さの中で土の中でしっかり育っています。
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梅が寒さの中で少しずつつぼみを大きくしていきます。
本来、寒さの中で開花が進み、2月には開花します。
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これまでの農園のそば店舗が3月から市外の萱葺き古民家への移転により、また、農園の「赤レンガハウス」の新たな活用や森の活用が始まります。
現在その話が進んでいます。
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それぞれの家々の「南天」が真っ赤な実をつけています。
「南天」は「難を転ず」の縁起や漢方に用いるために昔からそれぞれの家庭に植えられているもので、「家内安全」「無病息災」の願いが南天に表れているようです。
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新しい年の門出に、大海原に向けて出航する「宝船」を仕立てました。
多事多難の世情を跳ね除け、この一年の安全無事の航行を祈念します。
私も前向きの気持ちをこの船に積み込みました。
さあ、共に航海しましょう〜♪
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