季節の写真館 Vol,162
2013年6月16日

今年の梅雨はカラカラの天気が続きます

 例年ならこの時期は梅雨の時期ですが、今年はカラカラの天気が続いています。

 空梅雨ですが、この時期、三ッ塚史跡公園の約2万本が満開を迎えました。
 紫の色彩に風情を感じます。

 また、今年も、「花しょうぶまつり」が開かれ、花の鑑賞とあわせて、公園の広いフィールドを使い、フリーマーケット(120区画)、花しょうぶ屋台村、芝生ステージなどのイベンで賑わいました。


 早朝4時台、夜明けとともにムラ一番の働き手が近所の圃場で、餌を取りながら足で土を掻き混ぜ、田の除草作業をしていました。
 人なっこく、歩いていると集団で近づいてきてくれます。 

 先日、このヒナを田に放鳥する保育園児の姿があり、「かわいい〜」などにぎやかな声がありました。
 園児たちはこれから日々、合鴨クンや稲が生育する様子を目にしながら、農や自然にふれていきます。


 こぼれる様な実り、近くの畑でのタマネギと麦の様子です。
 どちらも、晩秋に播種して、一冬を越えて、この時期に収穫を迎えました。
 タマネギは大きな玉になり、また、暑くなり、これ以上土の中にいられないよとばかりに土の上に顔を出し、今にも転げ落ちそうです。

 麦も、黄金色に色づき、こぼれるような収穫の時期を迎えました。
 米麦はともに一対で主要な食糧と言われますが、麦が黄金色の収穫を迎え、隣の水田のイネが青々とした苗というコントラストも面白いと感じました。


 ムラには、丹波市内で2番目に大きい神池があります。

 気象予報士が今年の梅雨は、梅雨の中休みともズル休み、また、骨休みとも揶揄されるほど雨のないカラカラ天気が続いており、今、この池の水がフルに放流されています。

 この池は、先人が鴨庄を渇水から守ろうと70〜80年前に築造されたもので、文字通り「神の池」からの水で何とか多くの田畑が干上がりから守られていますが、池の水量も満水時の半分ぐらいになっています。

 先人に感謝しながらも、早く雨が待たれる今日この頃です。


 今年も、ムラの活性化対策で早生黒豆とスイートコーンのマルチ掛け、播種作業を行いました。

 毎年、8月にはカカシまつりを行っていて、農道沿いに多くのカカシの作品が並びます。
 このカカシまつりを盛り上げようと、今年もカカシの見学者へのもぎ取り、販売用に黒豆、スイートコーンの圃場を設けます。

 この日から8月まで週末には作業が続き、大変な労力ですが、何とか頑張ろうというみんなの気持ちです。

 カカシまつりは、8月上旬から8月24日までです。


 この時期の「箱庭農園」をご覧下さい。

 89歳のおばあさん(写真に小さく写っています)がすべて1人で管理している農園ですが、この時期、タマネギ、ジャガイモ、キュウリ、トマト、レタス、インゲン・・・一通り何でもそろっています。

 草ひとつ生えないように、クワでコツコツ・・・。
 近所や道通る人からは「よう頑張ってや!私らも頑張らないと・・・」の声がよく聞かれます。

 この圃場から「頑張りましょう!」のメッセージが出ているようです。


 桜に梅と言えば、早春3月から4月にかけて、その花は人の目を鑑賞させてくれます。

 そして、「花」だけでなく「実」もと言えば、梅がたくさんの実をつけました。
 大変暑い日が続き、これから夏を迎えますが、暑さには、梅のクエン酸がよいということです。
 そして、この梅を使って梅酒、梅シロップを作りました。


 ぶどうの圃場が茶色くなっているのは、除草剤で草を枯れさせたのではなく、草マルチを敷き詰めた圃場の様子です。

 草マルチのないところは、この時期旺盛な草に覆われているので、この違いは歴然です。

 このブドウもこれからどんどん大きくなっていきます。


 数年前に京都からこの地にIターンで来られ、この地でブルーベリーと野菜の専業農家として頑張っておられる古谷さんの「サンタのブルーベリー園」です。

 園内には、約500本のブルーベリーの木が植えられ、壮大な景観です。
 収穫は7月中旬、もぎ取りは7月下旬からとのことですが、今年は天気がよく、甘いブルーベリーが期待されます。


 丹波いちじまふぁーむの農園の中の森の空間で、ツリーハウス建設をしている今の様子です。

 これから「森っていいね!大切だね!」と思っていただける空間にしていきたいと考えています。

丹波市市島町鴨庄 より
(2013.6.16)


季節の写真館 の バックナンバー は ここをクリック!!

平成26年産(2014年9月10日収穫) コシヒカリ 販売中
コシヒカリなので健康志向の玄米ご飯も柔らかく炊き上がります。

詳しい内容・ご注文は、ココをクリック


自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・
農事組合法人 丹波いちじまふぁーむ
〒669-4312 兵庫県丹波市市島町北奥160
TEL:0795−85−0448 FAX:0795−85−0876
e-mail:info@okutanba.jp