季節の写真館 Vol,158
2013年2月6日
「セツブンソウ」が春を告げます 野は早春の陽光満ちて! |
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2月3日は節分、そして翌4日は立春と暦の上では春に入りました。 早春賦の歌詞に 「♪春は名のみの風の寒さや 谷の鶯(うぐいす)歌は思えぞ とあるように、鶯がさえずる春はまだまだ先ですが、早春の野には春の兆しがあります。 毎年、この時期に春を告げる花「セツブンソウ(節分草)」の開花を市内青垣町・江古花園に訪ねてみました。 セツブンソウは文字通り冬と春の季節を分ける花で、高さは10cmほどです。 |
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毎年この園を訪れると、花の開花と併せて、周囲の里山づくりにも心惹かれます。 「日本一の村おこしをめざす」という看板がありましたが、いま、各地で里山づくりへの取り組みが広がっています。 |
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節分と言えば、各地に広く伝わる行事が「豆まき」です。 節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。 ただ、豆まきに使う豆は炒った豆を使い、「炒る」は「射る」にも通じ、「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。 この日、市島町:吉見こども園でも、5歳児が自作の鬼面をつけて、出没しました。 |
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この時期の伝統の無形文化行事へご案内します。 竹筒に詰まった米の量で今年の農産物の出来を占う伝統行事「粥(かゆ)占い」が市内市島町の折杉(おりすぎ)神社でありました。 今年1年の無事を祈願する神事に続き、米と竹筒を入れた鍋が火にかけられます。 |
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赤く焼けた炭の上に角切の木片が置かれ、その焦げ具合で今年1年の天候が占われます。 また、粥占いは、直径2センチ、長さ15センチの竹筒13本をお米と煮て、竹筒に詰まったお米の量が多ければ「上上(豊作)」、少なければ「下下(不作)」などと判断されます。 占いの結果は、ぶどうやトマトが上、下下は小豆ということになりました。 丹波いちじまふぁーむのぶどうも良い出来が期待できそうです。 |
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この時期の四季の「箱庭農園」をご覧下さい。 ご覧のように土が見えて農閑期の圃場ですが、春に向けての準備がありました。 |
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白菜、ダイコン、ネギといった年末から、新しい年への忘年会、新年会の鍋に重宝されたこれら野菜も、今は旬を過ぎその名残を残しています。 春を待つ農園です。 |
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この農園では秋の落ち葉が畑に入れられていました。 化学肥料でなくこうした落ち葉のたい肥が土を肥やし、肥料となってまた、新たな作物を育てます。 |
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丹波いちじまふぁーむ「赤レンガハウス」では、現在、そば業務を行っています。 そして、隣接する山林の整備も始まりました。 |
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農園のぶどうもこの時期の作業の剪定が始まりました。 |
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丹波の食材を取り上げたいと思います。 丹波栗、丹波黒大豆、丹波大納言小豆・・・その豊富な農産物が1冊のパンフで、食の宝庫「丹波市」として取り上げられていました。 豊かな自然、その自然が育てた農産物、そしてその味わい・・・そんなところから、「食」「農」の見直しにつないでいきたいものです。 |
丹波市市島町鴨庄 より
(2013.2.6)
平成26年産(2014年9月10日収穫) コシヒカリ 販売中 |
自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・ |