季節の写真館 Vol,154
2012年6月18日

梅雨の風情! 作物が大きく逞しく育つ季節です

 梅雨の時期を迎えました。
 今年は、今のところそんなに雨日は多くありませんが、梅雨の雨に似合う花ショウブが見頃となりました。
 今年も丹波市市島町の白鳳時代の三ッ塚史跡公園に2万本の花を咲かせました。

 つい1か月余前には、この公園で全国からランナーを向かえたマラソンが行われ、新緑が鮮やかでしたが、しっとりとした紫もこの時期の風情が感じられます。


 大勢の人が出て、梅雨のつかの間の晴天の下で、花ショウブまつりが行われ、それぞれ人々の楽しむ光景がありました。


 ムラの活性化をめざした黒豆とトウモロコシの栽培風景もすっかり春から夏にかけての週末の風景となりました。

 写真の背景は、奥丹波のムラの風景です。
 この圃場の傍の農道が、毎年8月にカカシまつりの展示会場となる農道です。


 黒豆の様子ですが、播種して3週間が経ち、葉を出し、大きくなってきました。

 収穫は黒豆、トウモロコシとも8月でカカシの見学者にもぎ取りもしています。


 この時期の四季の箱庭農園をご覧下さい。

 いつも何らかの農産物が収穫できたり、また、次の農産物の播種の準備が進められていますが、左の黒い土が見えるところは、これから丹波を代表する特産物の「丹波黒大豆」の種をまく準備が進められています。


 圃場では玉ねぎが収穫の時期を迎えていました。

 晩秋に苗を植え、寒い一冬を過ぎ、ここに収穫となりました。

 玉ねぎにも紫玉ねぎがあり、サラダに向きます。


 ジャガイモもまもなく収穫を迎えます。

 玉ねぎ、ジャガイモと一年を通じて食卓の大切な重量級の野菜ですが、この箱庭農園の土壌で大きく育ちました。


 この時期にくりの花が咲きます。

 周囲には独特のにおいがあります。

 今、丹波市では、古くからの丹波を代表する栗の振興に力を入れていますが、丹波いちじまふぁーむの農園内にもこの冬にはくりの新たな植栽を予定しています。


 5月の田植えから一ヶ月半が経ち、稲も日増しに太く、また背が伸びていきます。

 この時期、水田の水を一旦全部抜くことで、根は水分を求めてさらに深く根を張っていきます。


 前回もお伝えしました農園での井戸掘りの様子です。
 これまで、簡易に管を打ち込んでいましたが、水に当たらなかったので、今回は大規模に機械で掘りました。
 写真は最初と7mぐらい掘った様子です。

 そして、結果は出ました! 奥丹波の水が出ました。
 現在、5日ぐらいポンプで湧き水を汲み上げていますが枯れない井戸ができました。
 水質検査を通れば、銘水「奥丹波の水」になります。


 丹波いちじまふぁーむのぶどうも大きくなってきました。

 無農薬、無化学肥料にこだわったぶどうも日々大きく成長していきます。

 これらの作物は梅雨の雨が大きく逞しく育てるのです。

丹波市市島町鴨庄 より
(2012.6.18)


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