季節の写真館 Vol,15
2001年2月14日

 今は、一年の内でも最も寒い時期です。
 田畑にもこれといった農作物もありません。
 でも、春を感じたくて、野に出てみました。
 そして、そこには一足早い春の息吹がありました。

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 今日、訪ねたのは、市島町で意欲的に農業に取り組まれる青木さん。

 一年を通してお米づくりからその販売、いちご栽培、トマト栽培、ミニコミ誌の発行など幅広い「農」活動を展開。

 彼女の前からの思い(夢)は、都会に自分の農産物を扱う店を持つことで、現在、具体的な計画が進んでいるようです。

 私が奥丹波を拠点に考えるのとは対照的。でも、「農」の新たな活動をめざしている点は共通なのです。

 色彩の乏しいこの時期に、いちごの赤い実と青い葉が実に鮮やかでした。

 ハウスの中は甘いいちごの香が漂い、ミツバチが飛び交い、まさに春でした。

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 農園の周囲で、春を探してみました。

 どの木にも、つぼみがついていますが、中でももうすぐ開花しそうなのが、梅。

 野の春の色彩は紅白の梅花から始まるようです。

 昨年の今ごろ、小雪の中、「鴨庄っ子の森」で椎茸の植菌作業をしました。

 今、森の中で椎茸が芽を出しています。

 春が過ぎ、夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬が来て、一年経った椎茸の息吹です。

 寒さに鍛えられ、ゆっくり成長し、実によく肉厚の締った椎茸です。

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 これがフキノトウです。

 早春の代表的な山菜です。
 一般に山でフキノトウを採取して、食卓に上るのは3月中旬ごろですが、この時期、真冬の野山にしっかりと息づいていました。

2001.2.14 市島散策 真冬の中にも、一足早い春の息吹が・・・。


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