季節の写真館 Vol,146
2011年8月8日
炎天下の真夏日のもと、今年もかかし祭を迎えました! |
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夏本番の暑い日が続く毎日です。 と同時に、奥丹波のムラに今年もかかし祭りの季節がやって来ました。 |
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かかし祭に合わせるように植えたひまわりも一斉に開花しました。 ひまわりは向日葵(ひまわり)と表示し、文字通り、日に向かって咲く夏を象徴する花です。 太陽とひまわり。 とてもカッカと暑い光景ですが、これが本来の夏の風情ではないでしょうか。 |
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ひまわりとともに、かかし祭りに合わせて収穫できるように植えて栽培してきたトウモロコシ、黒豆も収穫の時期を迎えました。 この催しを盛り上げようと5月から栽培に取り掛かり、週末にはムラの大勢が関わり栽培作業を行ってきました。 |
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かかしの作品を取り上げる前に、かかしづくりの様子やムラの人たちが一丸となって展示に取り組む様子もご覧下さい。 かかしの作品は、隣近所や保育園、小学校などそれぞれの職場などで作られます。 作品作りもコミュニケーションの場です。 作品の取り付けもそれぞれ多くの人が関わりました。力作披露の楽しいひとときです。 |
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では作品をいくつか紹介します。 今日本に求められているのは「元気を取り戻すこと」ではないでしょうか。 なでしこジャパンの女子サッカー世界一の快挙は、多くの日本人に感動と勇気を与えてくれました。 東日本大震災からの復活を掛けて、諦めない、負けないことの気概が求められます。 「私たちは負けない」「この国は負けない」」「負けるな日本」・・・・と。 |
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いにしえのヒーローも元気づくりに一役買いました。 鉄人28号の活躍は、多くの鉄人ファンの心に深く記憶に残っています。 鞍馬天狗も謎の勤皇の志士として、活躍しました。 |
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ガンバロー日本! このテーマでの作品が多く並びました。 仙台の七夕祭りも中止か実行かでいろいろと協議、検討がなされたようですが、復活へのシンボルとして実行が決まりました。 |
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「原子力よりも水力で」というテーマで作られた作品です。 この作品の後ろを水路が流れていて、水の流れで水車を回し、その力でドラえもんが左右に首を振ります。 ドラえもん自慢のタケコブターも水力で回ります。 水力も大切なクリーンエネルギーです。 |
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「少年時代・トンボとり」のタイトルがつけられていました。 一昔前のトンボとり・・・。 日本の原風景のような光景が偲ばれました。 この隣の作品が「頑固爺さんと子ども」。 |
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「おまえ百まで わしゃ九十九まで。ともに白髪の生えるまで」 ほのぼのとした雰囲気が出ていました。 |
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作品の最後の紹介はこの方で締めくくりたいと思います。 龍馬の登場です。 「今一度、日本を洗濯を致し申し候」と・・・。 |
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今年の稲も穂をつけました。 まだ青々としていますが、かかし祭りの期間にはすっかり色づいてきます。 お盆を迎え、またやがてお盆が過ぎて季節がどんどんと移っていきます。 |
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農園のぶどうもすっかりと色づき収穫の時期を迎えました。 いつもふれているように、薬剤をほとんど使わず、肥料も有機質の肥料でさいばいしているこだわりのぶどうです。 8月10日過ぎから収穫します。 ご希望の方はよろしくお願いいたします。(1300円/Kg(3房ぐらい) 農事組合法人 丹波いちじまふぁーむ |
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今年の案山子の作品いかがでしたか。 元気な日本、震災復興が大きなテーマのようでした。 それぞれの作品はこの時代の世相を反映しています。 震災復興はもとより、ほのぼのとした作品には、今、現代に失いつつあるふれあいを求めているように思われました。 地域づくりの大切さも言われますが、こうした作品を通じて、それぞれの方に何か感じられるものがあればいいと思いました。 |
丹波市市島町鴨庄 より
(2011.8.8)
自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・ |