季節の写真館 Vol,145
2011年6月21日

梅雨の季節! 雨に花ショウブが映え、様々な作物の命が育ちます

 梅雨時に紫や白などの色鮮やかな花を咲かせる花ショウブが今年も丹波市市島町の三ツ塚史跡公園に鮮やかに咲きました。
 梅雨にマッチした風情はこの公園の風物詩です。

 この公園内の約1600平方メートルにはおおよそ2万本が植えられ、散策に訪れた人を楽しませてくれます。
 今年は春先からの天候不順のため例年より生育がやや遅れ、6月中は楽しめそうです。

 ショウブは、池、川などに生え、薬草や漢方薬としても用いられます。


 開花に合わせた史跡まつりは今年で24回目です。
 市民の持ち寄りなどで、古着やおもちゃなどを出品する約120のフリーマーケットが開かれ、大変賑わいました。

 それぞれのブーツを見て回るだけでも楽しいものです。

 梅雨の合間の皆さんの憩いのひと時でした。


 梅雨はジトジトしてあまり好まれませんが、この時期の作物は大変旺盛です。
 この雨が作物を大きく育てます。

 この時期に大きく成長するのが水稲。
 1ヶ月前の5月に、近くの保育園児が圃場に来て、合鴨を水田に放す光景がありました。
 市島町はよく知られた「有機農業の町」で、水田の除草に合鴨を使う生産者がたくさんおられます。
 水田を合鴨が足を掻きながら泳ぐことで、除草ができるのです。

 この日は、園児一人ひとりが合鴨を放してやると、生後間もない合鴨ですが、元気に水田を泳ぎ回りました。


 それから1ヶ月が経ち、今の水稲の生育状況です。

 分けつと言って、植えたときには2〜3本の細い苗が実にたくさん増え、しっかり根を張って大きく逞しく生育しています。

 イネは文字通り「命の根」なのです。


 ムラでは5月から8月にかけて黒豆とスイートコーンを皆で植えて、育て、収穫販売する活動がすっかりお馴染みになりました。

 8月に行われる「案山子(カカシ)まつり」に合わせて、このイベントを盛り上げるため、もぎ取り園を設置するものです。

 あわせて、この時期の農産物として、希望される方やお盆の帰省客などの味を楽しんでいただきます。

 ほぼ毎週末に、ムラの「活性化委員会」の圃場作業が行われます。


 植えつけて約2週間後の今の時期の黒豆(双葉のもの)とスイートコーンの生育の様子です。

 この稚苗がこれから8月上旬の収穫までの間で、日々大きくなっていきます。

 カカシまつりは8月6日からで、この頃には旬の味を楽しんでいただけます。
 また、黒豆、スイートコーンご希望の方はご連絡下さい。
 お届けいたします。


 いつものように、一年を通じた箱庭農園のこの時期の作物の様子をご覧下さい。

 畑の中はいろいろな策物が賑やかに育っていて、 農作物の豊かなこの時期が感じられます。


 これまで昨年のタマネギの植え付けから冬を越して生育していく様子をお届けしてきましたが、タマネギは収穫の時期を迎えました。

 こんなに逞しく、大きなタマネギが収穫できました。


 ジャガイモの花が咲き、花が終わると収穫の時期を迎えます。

 3月に植えて、6月収穫ですから3ヶ月ぐらいで大きくなるのです。

 土の中からいろいろな形のジャガイモが出てくるのが楽しみです。

 そして、いろいろな食べ方で食するのがもっと楽しみです。


 まもなくナスが収穫のときを迎えます。

 この時期から10月頃までナスはロングランの作物です。


 インゲンはツルを上に伸ばすので、竹などで手をしてやるとどんどん上に伸びていきます。

 一方、横に広く這うように拡がるのがスイカです。

 農園の中では、上にも、横にもどんどん拡がれ!拡がれ!


 丹波いちじまふぁーむの主作物のぶどうです。

 草の旺盛な時期ですが、全く除草剤や化学肥料を使わず、薬剤を極力抑えたこだわり栽培のぶどうもこれからどんどん大きく大きく成長します。

 このぶどうもどうぞよろしくお願いいたします。

丹波市市島町鴨庄 より
(2011.6.21)


季節の写真館 の バックナンバー は ここをクリック!!


自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・
農事組合法人 丹波いちじまふぁーむ
〒669-4312 兵庫県丹波市市島町北奥160
TEL:0795−85−0448 FAX:0795−85−0876
e-mail:info@okutanba.jp