季節の写真館 Vol,139
2010年11月4日
丹波の秋は「収穫の秋」、「味覚の秋」、「文化芸術の秋」 |
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11月に入り、気温もグ〜ンと下がり、日ごと秋が深まっていく奥丹波の今日この頃です。 まだ、山の紅葉は少し早いようですが、もみじが見頃を迎えました。 昔の「もみじ」という唱歌「♪秋の夕日に 照る山もみじ 濃いも薄いも 数ある中で 松を彩る かえや蔦(つた)は 山の麓の すそ模様・・・」の歌が、この季節の歌としてふと思い出されました。 |
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秋は、「収穫の秋」、「味覚の秋」、「文化芸術の秋」・・・といろいろな形容で 人びとの心を満たしてくれます。 この日は、市島地域の「アグリフェスタ」というお祭りがありました。 会場の入口に見覚えのあるカカシが迎えてくれました。 それにしても、今年のニッポンは「龍馬」で盛り上がりました。 |
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会場の入口付近のコーナーで、昔なつかしの発動機がずらっと並び、多くの人が見入っていました。 この場は、それぞれ自慢の機械を持ち寄り、ちょっぴり「誇り」を公開する場でもあるようでした。 |
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秋のお祭りのメインはこの時期に収穫される農産物の販売です。 丹波を代表する農産物、また、白菜、ダイコンといった日常食べられる野菜が多く並びました。 |
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農産物の出品、販売だけでなく、舞台での数々の演技の披露、お茶をいただく静寂のひととき、また、スローライフのひと時としてピアノの旋律が心に響いてきました(※11月3日 スローライフ ピアノコンサート)。 いずれも、文化の秋の彩りです。 |
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いつものように、年間を通じたこの時期の箱庭農園をご覧下さい。 この農園全てを87歳のおばあさんが管理していますが、いつも季節の農産物 が植えられており、管理もよくできています。 そして、この華やかなカーネーションの作品が文化祭の作品に展示されましたが、このおばあさんの作品なのです。 昼間は農作業にいそしみ、夜は手芸に精を出され、この作品が出来上がりました。 一所懸命野菜をつくることや、手先を使った手芸に精をだすことは、健康にはとてもよいようです。 |
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これから、晩秋、冬へと季節が進み、暖かい鍋が恋しくなる季節を迎えます。 ここの圃場にそれぞれの野菜がこんなに大きく、たくましく育っていました。 また、この時期は細い細いタマネギの苗を植える時期で、タマネギは、寒い冬を越し、6月の収穫まで半年余りにわたり成長するのです。 |
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つい2〜3日前に収穫したサツマイモです。 サツマイモもこの時期の農産物です。 ずっと以前は、落葉を集めて、焚き火の中で焼く、焼き芋が季節の風物詩でした。 |
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今の稲の圃場の様子です。 「ひこばえ」と言われる切株から出た稲穂がまるで田植え後の苗のようですが、 この時期の風情です。 まもなく田を耕して、来春の稲作に備えます。 |
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柿が葉っぱを落とし、実だけが寒風にさらされるようになると晩秋、初冬へと季節が進みます。 柿は初秋から晩秋までの季節感があり、文化作品展でも柿を描いた多くの作品がありました。 まさに、「柿の一葉落ちて天下の秋を知る」ですね。 |
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今年の収穫祭も終盤ですが、丹波市では、春日町のアグリフェスタ、市島町美和地区の収穫文化祭が11月7日に予定されているほか、市島地域の地元野菜直販施設「丹波太郎」では、11月7日を皮切りに、今後、毎月第一日曜日に「丹波太郎祭り」が開かれます。 |
丹波市市島町鴨庄 より
(2010.11.4)
自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・ |