季節の写真館 Vol,13
2001年1月20日

 今日は、鴨庄っ子と地域の人たちの楽しいふれあい交流活動の「とんど祭り」が行われました。
 この「とんど祭り」というのは、薪を高く積み上げ、それに火をつけて、天に向けた火柱に、子どもたちの書初め作品や、しめ飾りなどを燃やし、1年間の無病息災を祈る行事です。
 祭りを通して、子どもたちと地域の交流が深まりました。

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 「とんど祭り」では、お餅なども焼いて食べます。
 祭りの前々日に、学校で地域の年配の人たちのグループの世話で、お餅をついて、餅つくりをしました。
 お年寄りに手を添えてもらいながら、重い杵を上に大きく上げて、みんな僕たち鴨庄っ子が突きました。
 つきたてのお餅はなかなか思いどおりの大きさや形になりませんでしたが、丸め方も教わりながら一生懸命つくりました。

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 「鴨庄っ子の森」などから集めた薪が高く積まれ、何人かで火をつけると、たちまち大きな炎のかたまりが生まれ、書初め作品の燃えた灰が空を舞い、火ばしを持ってワァーイと追いかける元気な姿もありました。

 「とんど祭り」のいわれは、年配の人もはっきりとはわからないとのことでしたが、1年間の家内安全、無病息災が祈念されているようです。

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 真っ赤な炭でお餅とミカンを焼いてみました。
 お餅は、撲たちが突いて、作った杵つき餅で、砂糖とお醤油につけて食べましたが、とっても美味しかったです。普段、ミカンを焼いて食べる習慣はありませんが、とても甘くなりました。

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 この「とんど祭り」と併せて、体育館では「鴨庄っ子」の書き初め展がありました。

 「美しい心」、「平和な国」、子どもたちが一生懸命書き上げた作品の出来のご鑑賞とともに、今、じっくりかみしめたい言葉だと思いました。

2001.1.20 鴨庄っ子「ふれあいとんど祭り・書き初め展」 にて


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