季節の写真館 Vol,117
2008年5月11日
薫風に花香漂う季節を迎えて! |
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5月の薫風に鯉が泳ぎます。 新緑の野山をバックに、5月の風になびく鯉・・・。 今日(5月11日)は、全国から2,338名のランナーが集まり、三ッ塚史跡公園周辺でマラソン大会が開催されました。 雨に梅雨を感じ、晴天に初夏を思わせる奥丹波の今日この頃です。 |
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5月の始まりの花はレンゲです。 近くで毎年のレンゲ祭りが開催され、多くの人で賑わいました。 京阪神から新緑を求める人には、今、丹波が最も爽やかな季節なのです。 |
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「レンゲ」は、10 個ほどの紅紫色の花が車輪状に並んでいる姿がハスに似ていることに由来するということです。 そういえば、蓮華(レンゲ)と蓮(ハス)は同じ漢字が充てられます。 「レンゲ畑」や「菜の花畑」・・・こんな言葉も風景も少なくなりましたが、レンゲのような小さく可憐な花に人の心が惹きつけられます。 |
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花で有名なお寺「百毫寺(びゃくごうじ)」へご案内します。 丹波の古刹、天台宗・五大山の麓の百毫寺。 4月の桜に始まり、フジ、セッコク、睡蓮、ハスと四季の草花が楽しめ、特に、九尺ふじは巨大な紫のベールとなって人々を包んでくれます。 また、秋にはモミジが真っ赤に染まり、ムクロジが黄色のアクセントを加えて綿の風景を織りなします。 心の安らぎを求めて、百毫寺へどうぞ! |
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九尺ふじまつりが今年も開催され、今花が見頃です。 この日は、白毫寺周辺に植えられている「九尺藤」を、来場者にゆっくりと時間を. 気にせず鑑賞してもらい、併せて美和ふ.るさと太鼓「美風太鼓」等の芸能鑑賞などがまつりを盛り上げました。 |
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九尺の長さは120メートルで、ここのふじは藤棚いっぱいに長い花穂が垂れ下がり紫のベールになることで人を惹きつけるのです。 また、甘すっぱい匂いが立ち込めます。 |
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この時期、山や道端のツツジが鮮やかな花を咲かせています。 日本のツツジは約50種もあるとのことですが、ポピュラーなのはヤマツツジ、キリシマツツジなどです。 ツツジとサツキはよく似ていますが、農園ではどちらもこの時期の花として目を楽しませてくれます。 |
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5月は田植えの時期です。 水田の役割は稲の生育だけでなく、水を涵養し、地下にも水を蓄え、下流域へ水を供給する大切な働きもあるのです。 |
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連休から田植えが始まりました。 この時期には、田植えはほぼ終わりますが、丹波いちじまふぁーむでは、5月17日に酒米や餅米の田植えを行います。 |
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この時期の農園の様子です。 ご覧下さい。 こんなに小さいのが、たわわな大きな大きな房に・・・何だか、不思議な感じがします。 |
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敷き草を敷き詰めて、旺盛な草押さえをしています。 除草剤を使わないのが農園のぶどう栽培の一つのこだわりなのです。 |
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近くで栽培されているムギです。 手づくり味噌や醤油の原料になったり、粉にしてうどんなどになります。 国際的に小麦の需給が逼迫している状況下で、こうした身近な小麦が求められるのです。 |
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ムラには農業に関わる活性化委員会があり、今年初めての取り組みとして、早生の「丹波黒大豆」と「スイートコーン」の栽培を行います。 また、前回紹介しましたムラのアトリエで制作されている仏画の作品も近くの公民館か丹波いちじまふぁーむの赤レンガハウスで観賞していただ く計画もあるようです。 |
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−あとがき− 5月に入り、大勢の関わりで田を耕し、10日には第1回目の黒大豆とスイートコーンの種まきをしました。 収穫をまつりの時期に合わせるよう、3回にわたり種まきをしますが今後は18日、25日に作業を予定しています。 今後、黒大豆、スイートコーン、そしてぶどうの生育の様子を随時お届けしますので、どうぞご覧下さい。 |
丹波市市島町鴨庄 より
(2008.5.11)
自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・ |