季節の写真館 Vol,110
2007年10月9日

丹波はいきいきとした秋本番です!

 丹波は本格的な秋を迎えました。

 夏の青空とはまた気配の違った秋の青空が広がります。

 秋空の下、それぞれの主役が秋を饗宴します。
 秋は味覚の秋、スポーツの秋・・。
 農産物も豊かに実り、丹波はいきいきとした秋本番に入りました。


 野の風情も秋一色です。
 この時期、道端に彼岸花が咲き誇ります。
 この花は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の名前が一般には名がとおっているかも知れませんが、ヒガンバナ科の多年草で、田の周囲や川岸に群生しています。

 彼岸といえば、春分の日、秋分の日を言いますが、「暑さ、寒さも彼岸まで」と言われるように季節の分かれ目。
 秋の彼岸は過ぎましたが、多くの花が見られる今日この頃です。


 

 コスモスも秋の代表的な花です。

 薄ピンクや白い花が可憐に秋を彩ってくれます。

 10月14日に、丹波市氷上町清住でコスモス祭りが開かれます。


 地味ですが、秋の野のススキは秋を演出してくれる名脇役です。


 

 さあ、秋は祭りの季節です。
 近隣で最も壮大な竹田祭りの神輿を担ぐ、「ヨイサ〜、ヨイサ〜」という威勢のよい掛け声、鳴り響く笛、太鼓。
 その掛け声でみんなの心がひとつになります。
 竹田祭りでは、各地の神社から出発した6社の神輿がそれぞれの沿道を通りながら、一宮神社に集まり、祭りの供宴となるのです。

 人も神様も一体となり祭りに興じるのです。

 また、毎年、国際交流で外国の方の担ぐ神輿も出ます。
 アメリカ、カナダ、イギリス、ジャマイカ・・など、みんな日本のお祭り、また、日本の秋を楽しみました。


 この時期の稲は「山田錦」です。
 酒造好適米と言われる酒米ですが、今年も豊かに実りました。

 「実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」。
 その刈取りを行いましたが、ことしもやがて年末の「奥丹波」の時期となっていきます。


 丹波黒大豆の時期です。
 これから、2週間ぐらいが枝豆としての出荷の時期ですが、農家の庭先では、畑から黒大豆を切り出してきて、葉をとり、一定の長さに切り、束ねて出荷する姿が見られます。


 この荷姿が出荷の1kg束です。
 枝がついていて、無駄なように見えますが、枝がついていることで、見栄えがし、風味が落ちず、鮮度が長く保たれるのです。

 ご希望の方にはお分けいたします。
 1kg束600円(税込み)
 送料 600円(関西) 700円(関東・中国・四国・東海・北陸) 900円(九州・信越・東北) 1300円(北海道・沖縄)。
 但し数に限りがあります。期日10月20日まで

 ご注文は、ここをクリック!


 丹波くりも丹波の秋を代表する特産物です。


 

 今の時期のぶどう園の様子です。
 3年前に農園研修で来ていただいた先生が、もう一度農作業をしたいということで手伝いに来ていただきました。

 ぶどうの収穫は9月半ばで終わり、この時期被覆のビニールを片付けたり、早くも来年に備えてぶどう園に堆肥を入れる作業をします。

 「お礼堆肥」といって、今年の実りに感謝し、この時期から土づくりを行うのです。

 これから、堆肥、油かす、モミガラなどを入れていきます。


 丹波を代表する特産品といえば何と言っても松茸。
 丹波はこれから松茸のシーズンに入ります。
 写真は昨年の様子なのですが、今年の発生を心待ちにしています。

 年々、温暖化の影響や環境が変わり、丹波の松茸も著しく減少していますが、田畑の農産物が豊かに実り、山が豊かな実りをもたらしてくれ、人々が祭りに興じているとき、丹波がいちばん輝く時期なのです。

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2007.10.9)


季節の写真館 の バックナンバー は ここをクリック!!


自然の中での安らぎ<<HOLIDAY IN NATURE>>と食」の安全性を現場で実践する・・・・
農事組合法人 丹波いちじまふぁーむ
〒669-4312 兵庫県丹波市市島町北奥160
TEL:0795−85−0448 FAX:0795−85−0876
e-mail:info@okutanba.jp