季節の写真館 Vol,107
2007年6月18日

梅雨の季節を迎えて!草木も農産物の生育も旺盛です。

 今年も梅雨に入り、雨の季節を迎えました。
 ジトジトした梅雨は嫌ですが、この時期の雨は作物を大きく育てます。
 そして草の伸びも極めて旺盛です。

 雨のシーズンには、アジサイ、アヤメ ショウブ、水芭蕉、ハスといった花が似合います。
 ここ、丹波市市島町の三ッ塚史跡公園では、今年も恒例の花ショウブまつりが開催されました。

 園内のショウブ池には、10数種類、2万本が植えられ、、いつもの年よりも、白色、薄紫色といった花が色鮮やかに咲き誇り、見頃です。


 雨の合間の晴天は夏日です。

 フリーマーケット、屋台に大勢の人が集いました。


 会場の一角でこんなオブジェが登場しました。
 自然にあった素材で作り上げた「恐竜」です。

 今、丹波市は、1億数千年前の恐竜の化石発見で大変話題が盛り上がっています。
 まだ、全体の発掘には至っていませんが、現在までに発掘された化石だけでも国内最大級の恐竜化石だということで、秋に発掘が再開され、その後の発掘につながると世界的な発見になると大きな期待が寄せられています。

 市役所には「恐竜によるまち起こし課」も新設され、また、恐竜にちなんだいろいろなアイデア商品も登場しています。
 恐竜で丹波市の名前が一躍広がるかも知れません。

 それにしても、ユニークな作品が見る人の目を楽しませてくれました。


 今の時期は水田の稲もどんどん大きくなりますが、草も旺盛です。
 ムラの水田で除草に大活躍しているのが、アイガモ君です。
 足で水中を混ぜ返し除草をするのです。
 市島町は以前から有機農業の町として知られてきましたが、こうした「アイガモ農法」を取り入れている生産者が何人もおられます。

 このアイガモ君たち、とても人懐っこいのです。
 人が近寄ると、ガアガアとみんな寄って来てくれます。
 早朝からの除草作業で、ムラいちばんの働きものなのです。


 水稲の様子です。田植えからひと月経ったこの時期、「中干し(なかぼし)」といって、水田の水を抜き、田を干します。

 こうすることによって、田は乾き、土が固まり、水稲の根は水を求めて、広く、深く延び、倒伏しないようにしっかりと根を張るのです。 

 これから日ごとに茎は太く、高く伸びていきます。


 この時期のぶどう園の様子です。

 圃場をご覧下さい。
 梅雨で草の伸びが旺盛な時期にしっかりと雑草を抑えています。
 これまで刈り取った草を何回も入れて草が自然の除草の役割を果たしているのです。

 地面にまいた除草剤は、作物が根から吸収し、人に影響があるかも知れませんが、この除草方法だと安心ですよね!


 ぶどうの房も大きくなってきました。

 除草剤以外の農薬もほとんど使わない作業は手間がかかりますが、これからの日に日に大きくなる様子は楽しみでもあります。

 収穫は、お盆頃からです。
 農園にお越しいただくなり、お問い合わせはこのHPからどうぞよろしくお願いいたします。


 近くにあるブルーベリー園をご覧下さい。
 数年前に京都からこの地に来られ、ブルーベリーを主体とする農業をめざされている若いご夫婦の農園で、市内で最も大きなブルーベリー園です。

 園の名前は「サンタのブルーベリー」と看板にありました。
 昨年の暮れには、ブルーベリーの生産地である北欧のフィンランドからサンタが来て、クリスマスの催しがこの園で行われました。


 植えられて3年で実をつけました。

 ブルーベリーに夢を持って日々作業されていますが、成果となりました。
 収穫は7月中旬から8月中下旬だそうですが、ぜひ、お二人に皆さんご支援してあげて下さい。

 お求め、お問い合わせは

 丹波市市島町南1082−4

 古谷洋平 さんまで
 090−2063−6832


 この時期の農園の作物をご覧下さい。

 今、くりの花が満開です。

 なんとも言えない臭いがしますが、くりは丹波を代表する農産物です。


 この葉っぱの下の農産物は何でしょう。

 この作物はジャガイモなのです。

 この時期には、茎を引っ張るとゴロゴロと大きいのや小さいのやらいろいろな大きさのジャガイモが出てきます。

 あと1週間ぐらいで収穫いたします。


 そのほかにはナス、キュウリ、スイカ、トマトの様子ですが、これから夏に向い、夏を彩る農産物なのです。

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2007.6.18)


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