季節の写真館 Vol,101
2006年7月23日

奥丹波の夏、本番へ! いろいろな農産物にしあわせ感じて!

 農園のノウゼンカズラが夏を告げます。

 毎年同じ繰り返しですが、ノウゼンカズラや朝顔が咲く時期になると農園に夏が来ます。


 一年間の中で、農園ではいろいろな出会いがありますが、子供とのふれあいが活気があっていいのですね!

 7月に入り、地元の鴨庄(かものしょう)っ子と保護者のふれあい活動が農園で行われました。

 みんなのスローガンである「元気」、「やる気」、「根気」の鴨庄っ子が早朝から大勢やってきました。
 山あいの小さな学校ですが、少年野球、少女バレーと大活躍で、みんな元気がいいのです。


 農園の芝生もあまご掴みの場に早変わりしました。

 「あっちへ行った。こっちだ!」、「逃げられた〜」、「見て、見てつかまえたョ〜」とみんな元気一杯アマゴ掴みを楽しみました。


 あまごの塩焼きがこの日のご馳走です。

 炭をいこしたり、あまごの串さしも初めての体験でした。

 自然の中で、みんなでワイワイ言いながら食べるって本当に美味しい!


 食事の後は、いざ「鴨庄っ子」の森へ!

 森の中では宝探しをしました。

 鴨庄っ子の森は、椎茸や巣箱もある僕たちの森です!


 農園は音楽サロンの場でもあるのです。

 これまで地元の人も参加して、西宮Jフィル管弦楽団やジャズ演奏会、音楽鑑賞の会場となりましたが、今年も生の音楽会を予定しています。

 この日、丹波・篠山で古楽器製作工房を主宰されている平山照秋さんを農園にお迎えし、音楽会の打ち合わせを行いました。

 そしてまた、実際の古楽器の演奏も聞かせていただきました。

 古楽器演奏などの生の演奏会は7月30日(日)午後2時からです。


 盛夏の8月といえば、奥丹波・市島町鴨庄はカカシまつりの時期を迎えます。
 今、集落で、学校で、保育園で、職場で、また個人がそれぞれ思い思いのカカシづくりを行っています。

 地域あげての創作活動の場でもあるのです。

 今日(7月23日)は、3つの集落のカカシづくりの様子を覗いてみました。
 「普段近所にいても会話が少なくなったが、このカカシづくりは面白いわね〜」と楽しい笑い声が聞こえます。
 「こうしたら」、「ここをもう少し・・」とそれぞれの声や思いでカカシが出来上がっていくのです。

 カカシまつりは、8月5日から8月26日まで農道に沿って立てられます。
 カカシまつりの期間に、稲は青色から黄金色に色づき、ひまわりが咲き誇ります。
 そして、最初のカカシが立つ傍の田に、今年初めてまほろばの古代米(赤米)を植えました。
 その変化も楽しみなのです。


 農園のぶどうの様子をご覧下さい。
 いつも同じことを繰り返して言っていますが、農薬も化学肥料も除草剤も控えたぶどうなんです。
 今年もここまで育ちました。
 まだ、緑色のぶどうが多いのですが、色づき始めました。
 これから袋掛けしていきますが、袋から取り出す3週間後が楽しみです。
 農園では、姿、形よりこういったこだわりを支持していただける方に、お盆頃からお届けが始まります。


 5月21日に稲作〜酒蔵体験イベントで都市の方と植えた稲も2ヶ月余が経ち、背丈、茎とも大変大きく育ちました。

 「元気で育ってくれよ〜」という願いにも十分応えています。


 コシヒカリは、早くも穂を出し始めました。

 この時期に、稲の花が咲くのですが、ほんの儚い命で、ほとんど気づかれず散っていきます。

 コシヒカリは早や一ヶ月余で収穫の時期を迎えるのです。

 今年も新米の時期が近づいてきました。


 この時期、丹波黒大豆も大きくなっていきます。

 枝豆の収穫は10月です。


 今の時期、トマト、キュウリ、スイカ、なすといった夏野菜の最盛期で、これからいろいろな農産物がでてきます。

 農園の赤レンガハウスにこんな絵手紙が掛かっています。

 「実家のおとうちゃんがくれました。元気印。こころとからだにビタミン、ビタミン。」 

 「ちっちゃくとも 味はバツグン。しあわせ、しあわせ感じます。」と・・・。

 こういった気持ちで農産物にふれられることは、しあわせ!しあわせ!ですね。


 いまライフスタイルとして注目されている「田舎暮らし」・・・。

 これからの時代は、暮らしの価値観を自分で創造していく時代だと思います。
 一方的に、都会が快適な時代ではなく、また、反対に田舎が不便で退屈な時代でもありません。
 自分は何をしたいかということが求められているように思います。
 両方の良さを求めてもいいのではないでしょうか。
 団塊の世代700万人もいろいろな模索をしています。
 これまでの概念が変わっていくようです。
 丹波いちじまふぁーむもこういったことも視野に入れた活動を求めていきます。

 近々、「たんば+田舎フォーラムも3回にわたり開催されます。 参加無料
 8月5日:エル・おおさか (大阪市:定員200名)、9月16日:兵庫県民会館 (神戸市:定員:150名)、1月14日:ソリオホール (宝塚市:200名)
 【お問い合せ】 財団法人 兵庫丹波の森協会 たんば・田舎暮らしフォーラム係
 TEL・FAX 0795-73-0933
 HP 
http://info.inaka.tv E-mail m-kyokai@tanba-mori.or.jp
 住所 〒669-3309 兵庫県丹波市柏原町柏原5600 までどうぞ。
 

丹波市市島町鴨庄地区 にて
(2006.7.23)


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