季節の写真館 Vol,8
2000年10月29日

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 今日は市島町から県農林漁業祭と県和牛品評会に、自慢の農産品、和牛が出展しました。

 10月29日に明石市で開かれた農林漁業祭での市島町のコーナーです。
 丹波黒大豆、丹波くり、丹波ネギ、丹波コシヒカリ、椎茸、加工品など、農家が丹精を込めた農産物が所狭しと並びました。豊かな農産物は、農産どころ、市島町の自慢です。

 あいにくの小雨の天候でしたが、お客さんに人気があり、お目当ての一つは丹波黒大豆。
 「毎年、この農林漁業祭が楽しみ。黒大豆がとてもおいしくて!」と、この一年を心待ちにしていただく方も増えました。

 丹波黒大豆もすっかり定着したようです。

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 一方、淡路で開催された県和牛品評会。

 県下各地から、手間をかけて育てられた和牛が一堂に集まりました。

 市島町も良質の和牛産地です。

 出場和牛をクローズアップしてみました。堂々とした牛の体型に農家がかけた手間が感じられます。ここ数年で、牛の飼育農家は激減しましたが、牛は、農家にとってなくてはならない有益なものでした。

 農耕に使われたり、残飯や草を餌として食べてくれ、おかげで、農家も頻繁に草刈りをし、環境美化、環境衛生にも役立ちました。
 また、堆肥として土に還元され、豊かな土壌づくりにも役立っていました。

 牛肉も輸入肉におされ、廃業の畜産農家が続出している今日、国産牛を守ることは大きな課題だと思うのです。環境や、豊かな土を守るためにも。

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 帰路、丹波の情景を収めました。

 豊かな実りの秋も終わりに近づき、晩秋へと季節が静かに進んでいきます。

2000.10.29 兵庫県農林漁業祭と兵庫県和牛品評会 にて


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